【】オコン「このポジションはかなり予想外」とパフォーマンス不足に悩む。ベアマンはデータ収集に注力
3月18日
2025年F1第1戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、ハースのエステバン・オコンは13位、オリバー・ベアマンは14位でレースを終えた。
18番グリッドからレースをスタートしたオコンは、セーフティカーラン中の4周目に2セット目のインターミディエイトにタイヤを交換。途中ひとつ順位を落とすも順調に走行を続け、オコンはコンディションが改善した39周目にミディアムタイヤに交換した。終盤には再び雨が降り始めたため再度インターに履き替え、13位でフィニッシュした。
ベアマンは予選でタイムを記録できなかったため、チームが決勝レース出場の申請を行い、最後尾からスタートすることになっていた。しかしパルクフェルメ下にあったマシンのサスペンションのセットアップを変更したため、ピットレーンからレースをスタートした。オコンと同様に4周目に2セット目のインターを投入し、39周目にミディアムに交換。その後44周目に再びインターに履き替えて14位で完走した。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(57周/57周)
18番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→インターミディエイト

「今回のレースで僕たちになかったのはパフォーマンスだ。もう少しパフォーマンスがあれば、ポイント争いに加わる可能性もあっただろう。クルマは前の方で戦っていて、僕はただそこにいただけだった。トップ10に入る余地はなく、残念ながらついていけなかった」
「このことをよく検討する必要がある。これは僕たちが見てきたこととは違っているので、今週末にこのポジションにいるのはかなり予想外のことだ。でも僕たちは、必ず状況を好転させることができると確信している」
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=14位(57周/57周)
ピットレーン/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→インターミディエイト

「今日の目標は、周回を重ねてデータを収集することだった。自分のパフォーマンスにはとても満足しているし、うまくレースができたと感じている。少しタイムを失った場面もいくつかあったが、ポイントを争っていないときはいろいろ試してみる時間になる。それに今回はうまくいかなかっただけだ。これからは中国へ目を向けるよ」
(Text : autosport web)
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