マクラーレンがフロントロウ独占「幸先のよいスタートだが、ウエットレースの予想がつかない」とノリス
2025年F1オーストラリアGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスはポールポジションを獲得、オスカー・ピアストリは2番手に続いた。ふたりのタイム差は0.084秒だった。
Q1、Q2とトップタイムを出してきたノリスが、Q3最初のアタックでトラックリミット違反を取られ、ノータイムに。しかしノリスは最後のアタックラップを決めて最速タイムを出し、ポールポジションをつかんだ。ピアストリは最初のランでは4番手どまりだったものの、最後のアタックで2番手に浮上した。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 10番手(1分16秒597/20周)
予選 1番手(Q1=1番手1分15秒912:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分15秒415:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分15秒096:ソフトタイヤ)
今年のスタートとして完璧な形だ。チームを心から祝福したい。マクラーレンの全員が、昨シーズンの終わりから素晴らしい仕事をし続け、今回、再びフロントロウを独占した。
ただ、これは予選にすぎないので、喜びすぎてはいけない。明日は難しいレースになることは分かっている。でも、2台がベストのポジションからスタートできるのはよいことだ。
マシンのペースには自信がある。ただ、このマシンではウエットで走行した経験がないし、ライバルたちは強力だ。明日のレースは皆にチャンスがあり、多くのことを学ぶことになるだろう。何が起こるか楽しみだよ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP3 1番手(1分15秒921/16周)
予選 2番手(Q1=5番手1分16秒062:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分15秒468:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分15秒180:ソフトタイヤ)
今シーズンを、ふたり揃ってフロントロウからスタートすることができるなんて最高だ。もちろん、僕にとっては望んでいたポジションよりひとつ後ろだけれど、今年の最初のレースとしては良い形になったと思う。
全体的に予選の結果には満足しているし、マシンのペースも安定している。明日の天候によってどういう展開になるかだね。レースが楽しみだよ。