2025.03.15

ローソン予選18番手に沈む「トラブルによる走行不足と、自分の愚かなミスが原因」


2025年F1第1戦オーストラリアGP リアム・ローソン(レッドブル)とチーム代表クリスチャン・ホーナー
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 2025年F1オーストラリアGPの予選で、レッドブルのリアム・ローソンは18番手だった。アルバートパークを今回初めて走るローソンだが、FP3では、パワーユニットのニューマチックのトラブルのために計測ラップを走れなかった。

 Q1のフライングラップ2回目にはターン3でコースオフ、最後のアタックラップでは最後から2番目のコーナーでコースから外れた。そのため最初に記録したタイムを更新することができず、18番手でQ1敗退となった。

リアム・ローソンのレッドブルRB21
2025年F1第1戦オーストラリアGP FP3でリアム・ローソン車の作業に取り組むレッドブルのメカニックたち

■リアム・ローソン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 20番手(ノータイム/20周)
予選 18番手(Q1=18番手1分17秒094:ソフトタイヤ)

 FP3で走れなかったため、予選のスタートは厳しいものになると予想していた。他の皆と違ってソフトタイヤでの準備の機会を逃したからだ。序盤のラップでは速いタイムは出ないと考えており、セッションのなかで調子を上げていくつもりだった。でも2周目にコースオフしたことで、プランがすべて狂ってしまった。

 最後のラップは、最終セクターまではまずまずだった。0.5秒くらい短縮できていたから、そのまま改善し続けていけばよかった。なのにタイヤの性能が落ち込み、ミスを犯した。それが主な原因となって敗退という結果になった。僕自身が愚かだったせいだ。

 今週末、タイヤを正しいウインドウに収めることに、2台ともが苦労してきた。FP3に向けてセットアップを改善し、大幅な前進がなされたにもかかわらず、それを実践する機会を逃した。FP3で走行できなかったことがマイナスになった。走行経験が圧倒的に足りなかったからだ。でも同時に、僕がコースオフすべきでなかったのも事実だ。僕がラップをうまくまとめていれば、この状況に陥っていなかっただろう。

 明らかに良いスタートではないが、明日は挽回するチャンスになる。変わりやすい天候になるようだから、どうなるか見ていこう。雨が降って戦略の選択肢が増えればうれしいね。

リアム・ローソン(レッドブル)
2025年F1第1戦オーストラリアGP リアム・ローソン(レッドブル)



(Text : autosport web)

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2025-03-15更新

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