ジョナサン・ウィートリー、4月1日にキック・ザウバーのチーム代表に就任へ。F1第3戦日本GPよりチームに帯同
ステークF1チーム・キック・ザウバーは、ジョナサン・ウィートリーが2025年4月1日より同チームのチーム代表に就任することを発表した。ウィートリーは、第3戦日本GPから現場でチームに帯同することになるということだ。
1990年代初頭にベネトンでキャリアをスタートさせたウィートリーは、チーフメカニックにまで上り詰めた。その後ルノーで3年間チーフメカニックを務め、2006年には設立されたばかりのレッドブル・レーシングに加入。ウィートリーはレッドブルでスポーティングディレクターを務め、在籍していた期間中にコンストラクターズタイトルを6回、ドライバーズタイトルを7回獲得し、レッドブルに大きく貢献した。
ウィートリーについては、ザウバーへ移籍し2025年にチーム代表に就任することが2024年8月に発表されていた。ウィートリーは2024年シーズンまでレッドブルに残り、ガーデニング休暇を経て2025年7月にザウバーに加入すると見られていたが、レッドブルが彼の早期離脱を認めたため、当初の予想よりも早くザウバーに合流することになる。
ザウバーはアウディによる買収を受け、2026年よりアウディのワークスチームとしてF1に参戦する。ドライバーラインアップの変更をはじめ、チーム内では様々な動きが起きており、アウディのF1参戦に向けた準備が進められている。ウィートリーはザウバー加入後、ザウバー・モータースポーツAGの取締役会長であるゲルノート・デルナーの直属となり、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)兼CTO(チーフ・テクニカル・オフィサー)のマッティア・ビノットとともに、ザウバー・モータースポーツAGのマネージメント陣を率いるということだ。