2024年F1第24戦アブダビGP チームと記念撮影をするリアム・ローソン(RB)
【】ローソン、不運が相次ぎ、最終的にリタイア「入賞の可能性があっただけに残念。2025年にまたF1に戻ってきたい」
12月10日
2024年F1アブダビGP決勝で、RBのリアム・ローソンは、12番グリッドからスタートし、一時入賞圏内を走ったが、タイヤ交換時の問題により後退。ペナルティを受けたうえに、トラブルも発生し、リタイアしなければならなかった。
22周目に6番手を走っていたローソンだが、その後のピットストップの際に、左フロントホイールが正しく装着されないままコースに送り出されたため、1周後に再びピットに戻らなければならなかった。また、それによって、チームが“危険なリリース”を行ったとして10秒のストップ&ゴー・ペナルティも受けて、さらに後退することに。
ローソンはレース後半、最下位を走り続けたが、終盤にマシンからスモークを上げて、コース脇でストップ。チームによると、ブレーキのトラブルだったということだ。
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=リタイア17位完走扱い(55周/58周)
12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
厳しい形でシーズンを締めくくることになった。スタートは本当に良かっただけに残念だ。これまで走ったレースのなかでも最高のひとつだったと思う。周回遅れになったとはいえ、ペースは本当に良くて、速さがあった。
でもピットでトラブルが発生し、入賞を狙えない位置に落ちてしまった。今日はポイントを獲得できるチャンスがあったかもしれないから残念だ。その後は、通常のレースとしてとらえて、自分がやれることを示した。
チームと僕をサポートしてくれた人たちに心から感謝する。このマシンで6戦を走り、とても楽しかった。もちろん、F1での将来を築けることを願っている。全力は尽くした。来年また戻ってくるのを楽しみにしている。
(autosport web)
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