【】ピアストリ、フェルスタッペンとの接触で10位「僕のレースは悲惨だったけど、マクラーレンが勝ったから、それでいい」
12月10日
2024年F1アブダビGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2番グリッドからスタートしたものの、アクシデントにより後退、最終結果は10位にとどまった。
スタート直後、ピアストリは4番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との間に接触が起きたことで、最後尾までポジションを落とした。フェルスタッペンには接触の責任ありとして、ペナルティが科された。
その後、ピアストリはロックアップしてフランコ・コラピント(ウイリアムズ)のリヤにヒット、4周目にピットインしなければならなくなり、2ストップで走ることに。さらにこの接触により、ピアストリには10秒のタイムペナルティ(ペナルティポイント2)が科された。それでもピアストリは53周目に10番手に浮上、1ポイントを稼ぐことに成功した。
一方、チームメイトのランド・ノリスは優勝し、マクラーレンは2024年コンストラクターズ選手権を制した。ピアストリはドライバーズランキング4位を獲得した。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=10位(58周/58周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
やったね! チームの一員として最高にハッピーだ。タフなレースだったけど、どうにかコンストラクターズ選手権を獲得できた。みんなにとって、これに勝るものはないよ。
僕とランドのために働いてくれたマクラーレンのチームメンバー全員にお礼を言いたい。今年は良いことがたくさんある一方で、何度か残念なこともあったけど、それでもずっとプッシュし続けてきた。その姿勢がこういう結果につながったんだ。このチームと共に迎える未来に胸を躍らせている。来年もまた勝ちに行くよ。
(『Sky Sports F1』からフェルスタッペンの動きは楽観的すぎたと思うかと聞かれ)そう思うね。でも、彼はすぐに謝りに来てくれたし、スチュワードはペナルティを出した。その後はタフなレースになったけれど、今日僕たちは最大の目標を達成した。それが一番大事なことだよ。僕にとっては悲惨なレースだったけどね。
(autosport web)
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