
【】マグヌッセン「チームはなんとか態勢を立て直し正しい軌道に乗せることができた。それを誇りに思う」:ハース F1第24戦決勝
12月10日
2024年F1第24戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは16位でレースを終えた。
マグヌッセンは14番手からレースをスタートし、1周目に順位を7つ上げた。12周目にハードタイヤに交換し、29周目に2回目のピットストップを行ったが、アウトラップでバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)を抜こうとした際にボッタスがブレーキをロックさせ止まりきれず、ふたりは接触。マグヌッセンは再度ピットストップを強いられた。最終盤にはユーズドのソフトタイヤに履き替え、57周目に1分25秒637というファステストラップを記録した。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=16位(57周/58周)
14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト→ソフト
ファステストラップ:1分25秒637(57周目)
オープニングラップはうまくいって14番手から7番手に浮上した。それがこのレースでの良かった点だ。ただ、ピットストップに少し時間がかかってつまずき、さらに2回目のストップの後、(バルテリ・)ボッタスに突っ込まれて、その時点で僕のレースは終わっていた。こんな形でシーズンを終えたくはなかったけど、まあやれるだけのことはやった。1周目にはちょっと特別なことを試して、それが決まってポジションを7つも稼げたんだ。
僕が復帰して以来、チームはなんとか態勢を立て直し、特に今年の後半は正しい軌道に乗せることができたんじゃないかな。そのことを誇りに思うよ。25年前の僕は、F1に乗ることを夢見る小さな子供だった。どうにかしてその一員になりたいと思っていたF1の世界で、何とか10年やって来れたのだから、その点では本当に恵まれていた。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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