【】ノリス、マクラーレン9度目の戴冠に優勝で貢献「マックスから多くを学んだ一年。2025年はダブルタイトルを狙う」
12月9日
2024年F1アブダビGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスはポール・トゥ・フィニッシュを決めてシーズン4勝目を達成。これによりマクラーレンは1998年以来のコンストラクターズタイトル獲得を成し遂げた。
ノリスはポールポジションから全58周をリードし、2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)に5.832秒差をつけて余裕の勝利を飾った。ドライバーズ選手権では、374ポイントで2位を獲得。マクラーレンは、フェラーリを振り切り、666ポイントでコンストラクターズチャンピオンの座に輝いた。マクラーレンがコンストラクターズ選手権を制したのは、1974年、1984年、1985年、1988年、1989年、1990年、1991年、1998年に続き、今回が9回目。
アンドレア・ステラ代表は、「トラックサイドとファクトリー両方のチーム全員を心から誇りに思う」とコメントした。
「前回チャンピオンシップを獲得して26年ぶりのことだ。素晴らしい気分だよ。我々の仕事が報われたのだ。今夜は皆と一緒に祝う」
「チャンピオンシップは厳しい戦いだった。今日も素晴らしいレースをし、素晴らしいライバルだったフェラーリに、拍手を送る」
「少ししたら、来年に向けた準備に入るが、その前に、すべての瞬間を大事にして、勝利を祝いたい」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(58周/58周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
信じられない気持ちだ。チームは今シーズン、序盤の状態から立ち直るために、素晴らしい仕事をした。皆を誇りに思う。素晴らしい旅だったし、またレースで優勝してシーズンを締めくくることができたので完璧だ。
マクラーレンの皆、パパイヤ・ファミリーの皆、今年僕たちをサポートしてくれた皆に、心から感謝する。大変なシーズンだったけれど、26年ぶりにコンストラクターズチャンピオンシップを獲得できたのは、本当に特別なことだ。今年(2024年)は、チームや周囲のライバルたちから多くのことを学んだ。来年(2025年)が楽しみだ。
(レース後の会見で語り)来年は、コンストラクターズタイトルを獲得し、ドライバーズタイトルも獲得したい。それが僕の目標だ。今年はミスもしたが、多くのことを学んだ。マックス(・フェルスタッペン/レッドブル)など、周りのライバルたちからたくさんのことを学んだと思う。
(autosport web)
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