【】ガスリーが中団勢トップの5位「楽しいレースでマシンの感触もよかった」アルピーヌは再び選手権6位に浮上
12月3日
2024年F1第23戦カタールGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは5位でレースを終えた。
ガスリーは11番手からミディアムタイヤでスタートし、コンストラクターズ選手権を争うハースのケビン・マグヌッセンの後ろを走行。スタート直後にポジションを上げた角田裕毅(RB)も抜き返し、順調にトップ10圏内を走行した。35周目に2度目のセーフティカーが出動した際にピットに入ってハードタイヤに交換し、レース後半はカルロス・サインツ(フェラーリ)の前をキープし5位でフィニッシュした。
これで10ポイントを獲得したガスリーは、ドライバーズ選手権で11位に浮上。またアルピーヌも獲得ポイントを59まで伸ばし、再びハースを上回ってコンストラクターズ選手権6位につけた。なおアルピーヌは次戦アブダビGPにおいて、ガスリーのチームメイトに、エステバン・オコンに代わってリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンを起用することを明らかにした。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=5位(57周/57周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日は5位で終えることができて、信じられないようなレースだった。それに、チーム全員のためにとてもうれしく思う。最初からレースをうまくコントロールできていると感じた。難しいスタートだったが、ケビン(・マグヌッセン)についていけるペースがあり、彼がピットインすると、僕たちはラップごとに全開で走行した。
結局セーフティカーが出動したので、ピットストップをしてハードタイヤに交換した。その後は、チェッカーフラッグが振られるまでずっとカルロス(・サインツ)を後ろに抑えていなければならなかった。
確かに楽しいレースだったし、マシンの感触もよかった。競争力もあり、5位を守ることができるという自信もあった。僕たちはコンストラクターズ選手権を争う最終ラウンドに臨むので、それに向けて準備を整えなければならない。
(autosport web Translation: AKARAG)
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