
【】マグヌッセン、9位入賞も「セーフティカーが出て本当にがっかり」ピットイン直後の出動でライバルが有利に
12月3日
2024年F1第23戦カタールGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは9位でレースを終えた。
マグヌッセンは10番手からミディアムタイヤでレースをスタート。1周目にポジションを落としたが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)と角田裕毅(RB)を追い抜き、その後はピエール・ガスリー(アルピーヌ)から9番手を守った。
27周目にハードタイヤに交換したマグヌッセンだったが、この後にセーフティカーが出動したため、まだピットストップを行っていなかったライバル勢は最小限のタイムロスでタイヤを交換。これでマグヌッセンは11番手に落ちたが、ランド・ノリス(マクラーレン)のペナルティ消化に伴い順位をひとつ上げ、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)も追い抜いたことで9位に入賞した。
ハースは土曜日のスプリントレースでニコ・ヒュルケンベルグが7位に入賞して2ポイントを獲得し、決勝レースでもマグヌッセンが2ポイントを得たことで、コンストラクターズ選手権のポイントは54となった。しかし5位のガスリーが10ポイントを獲得したことでアルピーヌのポイントは59となり、選手権の順位はアルピーヌが6位、ハースが7位と入れ替わった。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=9位(57周/57周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
セーフティカーが出て本当にがっかりだ。そのせいで僕の1日は完全に台無しになった。レースは順調に進んでいて、いいスタートを切ったが、セーフティカーが出ていなかったらよかったのにと思う。そのせいで僕たちは大分邪魔されたからね。まだ1レースが残っているが、僕たちは全力を尽くしていくよ。
(autosport web Translation: AKARAG)
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