クラッシュで50Gを超える衝撃を受けたコラピント。決勝レースの出場可否は再検査後に判断へ/F1第22戦
ウイリアムズは、F1第22戦ラスベガスGPの予選でクラッシュを喫したフランコ・コラピントについて、50Gを超える大きな衝撃を受けたため、コラピントの決勝レースの出場は再検査後に判断することになると発表した。
コラピントはラスベガスGPの予選Q1で1分34秒723を記録し、9番手でQ2進出を決めた。しかしQ2での最後のアタック中に、ターン15で左フロントタイヤがウォールにヒットし、そのままコラピントはターン16のウォールにクラッシュしてしまった。
ウイリアムズの発表によると、この時コラピントのマシンは50Gを超える大きな衝撃を受けたということだ。そのためコラピントは、明日の決勝レースの前にもう一度検査を受け、それからレースに出場できるかどうかを判断することになる。
ウイリアムズの声明は以下のとおりだ。
「予選中フランコは50Gを超える大きな衝撃を受け、メディカルチェックが必要になった。このような大きな衝撃は明らかに重大で深刻なものである。彼がレースに出場できるかどうかを判断するために、明日もう一度検査を受ける必要がある。フランコの健康がすべてであり、それ以外に問題がないことをうれしく思う。続報は追ってお伝えする」
ウイリアムズはアメリカ大陸での3連戦において度重なるクラッシュに見舞われ、シーズンの終盤戦に向けて資金面での懸念があることをジェームズ・ボウルズ代表が認めていた。またラスベガスGPを欠場するとの噂もあったが、スポンサーとの新カラーリングを纏って今週末のグランプリに臨んでいる。
ラスベガスGPの決勝レースは、日本時間11月24日15時にスタートする予定だ。