ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは、F1第22戦ラスベガスGPでパワーユニットのエナジーストア(ES)を交換したため、5グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
FIAの発表によると、ボッタスはラスベガスGPのフリー走行1回目の時点で新しいESを投入した。F1の競技規則において、ESは1シーズンに2基まで使用が認められているが、今回投入されたボッタスのESは4基目となる。
そのためボッタスは、ラスベガスGPの決勝レースで5グリッド降格ペナルティを受けることになる。なおボッタスは、グランプリ初日のFP1を16番手、FP2を11番手で終えている。
そのほか、セルジオ・ペレス(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、リアム・ローソン(RB)、角田裕毅(RB)の4人は新しいエキゾーストを投入したことがわかった。使用数は、ペレスが8基目、アルボンが4基目、ローソンと角田は7基目となっている。いずれも1シーズン中に許された使用数を超えていないため、ペナルティの対象にはならない。
ラスベガスGPの予選は日本時間11月23日(土)の15時、決勝は日本時間24日(日)の15時より行われる。