2024.09.15

2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP予選トップ10ドライバーコメント(1)


2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP フランコ・コラピント(ウイリアムズ)
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 2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)だ。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
予選 10番手

アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

 3戦連続でのQ3進出はポジティブだし、2台揃ってQ3に進めたのも素晴らしい。クルマのパフォーマンスはよく、アップデートも効いている。面白いことに、実は今週末のクルマには満足していないんだ。でもこれはさらによくなる余地があるということだから、明らかにいい兆候だし、僕たちはレースペースもいい。

 Q3で起きた冷却用のブロアーの問題だけど、こういうことは起きるものなんだ。誰もわざとやったわけじゃないし、チームも何が起きたのかを検証するだろう。現実的に考えると、すべてが完璧に進んでいてもポジションはひとつかふたつ上がったぐらいだし、依然として明日はトップ10から戦えるんだ。

■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング)
予選 9番手

フランコ・コラピント(ウイリアムズ)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP フランコ・コラピント(ウイリアムズ)

 僕にとってはまだ2回目のF1の予選でQ3進出を達成でき、僕もチームも素晴らしい気分だ。Q3に進めるとは思っていなくて、僕としてはただセッションごとに積み上げていっただけだった。これまでのところ今週末のクルマは絶好調だし、僕もクルマに慣れつつ新しいコースを学んでいるところだ。今日は自分のほぼすべてのラップで最大限の走りができたと思う。

 昨日は難しいスタートになったけど、いい仕事をしてそれを好転させることができた。FP1のクラッシュのあとで自信を取り戻すことは、こういうストリートコースでは特に重要だったと思う。あのFP1のミスのせいでロングランができていないから、それが明日に響く可能性はある。でも今夜のうちに準備をして改善できる部分を見つけられると思う。

 まだたくさんのレースが残っているなかで、ほんの始まりの段階でチームと成功を収められたことを誇りに思う。明日はやれるだけのことをやるよ。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
予選 8番手

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 エキサイティングな予選だったし、いくつかのサプライズもあった。ここバクーでのラップはとてもアドレナリンが出て、高いレベルでリスクを負うことになる。Q1を通過できはしたものの、次のセッションに向けては少し悲観的になっていた。でもQ2ではクルマのフィーリングがよくなり、かなりやりがいのあるラップを走れた。

 最終的に明日に向けて8番手を得られたことはかなり喜ぶべきだと思うし、ここではかなり速そうなウイリアムズの2台の前からスタートすることになる。もちろん今週末を通してこのコースにはちょっと苦労してきたから、過信は禁物だ。明日はかなりディフェンシブに戦う必要があるし、ポイントを獲得できるように頑張りたい。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 7番手

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 昨日はいい1日を過ごせたし、最前の2列を争えると思っていただけに、予選にはがっかりしている。残念ながらタイヤをうまく機能させることができず、それがすべてだった。チームとして原因を調査し、今後に向けて改善していきたい。

 明日の目標は順位を上げることで、それは可能だとポジティブに考えている。ここはいつも簡単に前に出られるというわけではないけど、僕たちには他と少し違ったタイヤ戦略があるから、それが助けになるかもしれない。また、僕たちはリヤタイヤに苦しみやすいからタイヤのケアもしなければならない。もしそれができれば今日よりもいい1日を過ごせるはずだ。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 6番手

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 予選に向けて、いくつか最終的な変更を施したが、残念ながら限界を超える結果になったかもしれない。

 Q1でコースに出てすぐに、マシンが少し運転しづらくなったと感じた。常にマシンのセットアップは完璧にしたいことを考えると、残念だった。

 ストリートサーキットのコーナーで攻めるためには、快適で自信を持って走れる状態にする必要がある。マシンが少し予測不可能な状態だと、それが難しくなるんだ。

 予選を通して解決策を見つけようとした。Q2でのラップはうまくいったけれど、Q3は間違いなくもっと良いラップを走れたはずだった。縁石にヒットしたんだ。それが最悪のタイミングで起きたことが残念だった。

 バランスの不一致があったので、明日に向けてマシンを最適化できるよう、取り組んで、微調整していく。

 先週からマシンを改良することができたから、フロントロウの位置をつかめたらよかったのにね。

 明日何が起きるかを見ていくよ。6番手スタートは理想的ではないし、フェラーリ勢はここではいつも速い。でも今日はマシン同士の差が小さかったと思う。

(走行後、メディアに対して語り)マシンが信じられないほど予測不可能で扱いにくくなった。それによって、コーナーの進入と立ち上がりで、マシンリヤが激しくバウンシングするようになった。マシンがとても扱いにくく、大きく跳ねていて、安心してアタックすることができなかったんだ。

 セットアップでいくつかの点を改善しようとしたが、残念ながら逆効果だった。



(autosport web)

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