2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(RB)

【】角田裕毅、悔しいQ2敗退も、新型フロアには好感触「前戦と違って良く機能している。今後のレースも楽しみ」

9月15日

 2024年F1アゼルバイジャンGPの予選で、RBの角田裕毅は12番手だった。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、一日を振り返り、次のようにコメントした。

角田裕毅(RB)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(RB)

「今日の予選において、中団争いの熾烈さと、技術的に難しいこのサーキットでクリーンなラップを達成することの重要性が、改めて示される形になった」

「裕毅はマシンから高いレベルのパフォーマンスを引き出すことができたものの、今日はQ3に進出することはできなかった」

「全体像を見ると、モンツァで導入したフロアをさらに走らせたことで、そのパフォーマンスは期待に沿うものであることが確認され、それにより自信を高めることができた」

「とはいえ、次に予定しているエアロアップデートの重要性が減るわけではない。中団争いは接戦で、小さな改善が大きな成果を生み出すのだ」

「ここでは熾烈な戦いになるだろうし、セーフティカーの出動も珍しいことではない。遅れを取らないよう、正しい判断を下す準備を整えていく」

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 12番手(1分43秒503:ソフトタイヤ/17周)
予選 12番手(Q1=11番手1分43秒337:ソフトタイヤ/Q2=12番手1分43秒035:ソフトタイヤ)

角田裕毅(RB)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(RB)

 Q2で敗退することになり悔しいです。パフォーマンスの面で、自分たちが期待していた結果ではありませんでした。ペースが足りず、運転するのがとても難しかったですが、全力を尽くしました。

 タイヤのデグラデーションは、例年よりも厄介なようなので、明日はタイヤマネジメントが鍵になりそうです。

 新しいフロアは、モンツァの時と比較するとここでは間違いなく良く機能しており、全く違うと感じます。チームはデータの分析において素晴らしい仕事をしました。

 他のトラックに行けば、また状況は変わるかもしれませんが、今後の数戦にはここと似たトラックがあるので、楽しみにしています。

 パフォーマンス改善に取り組み続けます。明日は落ち着いて、できることをするつもりです。

角田裕毅(RB)
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(RB)



(autosport web)