【】フェルスタッペン、ノリスに完敗「速さが足りず、2位狙いで走った。何かの問題で運転が難しくなっている」/F1第15戦
8月26日
2024年F1オランダGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2番グリッドから1回ストップで走り、2位でフィニッシュした。
スタート直後に、ポールシッターのランド・ノリス(マクラーレン)をかわし、フェルスタッペンはレースをリード。しかしファーストスティント終盤、ペースを上げたノリスに18周目に抜かれ、2番手に落ちると、あっという間に両者のギャップは拡大。ふたりとも1ストップで走るなかで、最終的にフェルスタッペンはノリスから22.896秒遅れでフィニッシュした。
今回はフェルスタッペンにとって、200回目のグランプリで、この表彰台は通算108回目に当たる。
フェルスタッペンは18ポイントを獲得、ノリスは優勝に加えてファステストラップも記録し、26ポイントを加算。これにより、ポイントリーダーであるフェルスタッペンと2位ノリスとの差は70ポイントに縮まった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(72周/72周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日はスタートがうまくいった。リードを奪うことができ、レースを良い形で始めることができた。
でも、オーバーテイクされた後は、自分自身のレースを管理して走ることに集中した。ランドに追いつくペースがないことが分かっていたからだ。
今週末はマシンバランスの面で厳しく、ペースが足りず、タイヤにも苦労した。ベストを尽くしたけれど、今日はうまくいかず、ランドとの間にとても大きなギャップができてしまった。
最高の週末ではなかったので、振り返ってみて、改善できる点について分析する。
僕にとって200戦目のグランプリだった。この節目を母国のファンの前で走ることができてうれしかった。ここまでの200戦はあっという間で、その間にこの瞬間を思い描いていた。将来今日のことを振り返り、この瞬間を誇りに思うだろう。
ホームグランプリにおいてファンの前で走ることができて最高だったけれど、当然のことながら、彼らのために勝ちたかったから、それができずに残念だ。
(レース後のインタビューで語り)やれることはすべてやったが、最初から最後まではっきりしていたのは、僕たちには十分な速さがないということだった。そのために2位を狙うことにした。
この数戦、素晴らしい出来ではなかったから、ある意味、それはすでに警告だったのだと思っている。そうはいっても、パニックに陥る必要はない。状況を改善していくだけだ。そのために取り組んでいる。
マシンのなかの何かによって、ドライビングが難しくなっていた。今の段階ではそれがどこから来ているのかを特定するのはとても困難だ。それが1ラップのパフォーマンスにおいても、ロングランにおいてもマイナスになっている。
今の僕たちは、遅すぎるし、(タイヤの摩耗の面でも)とても悪い。この数年、僕たちにとって長所だった部分だから、少し奇妙に感じる。最近、マシンに関して何かがうまくいっていないので、それを理解する必要がある。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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