【】ペレス2番グリッドから7位「本当にひどいレース。戦略で多くの時間を失った」:レッドブル/F1第14戦
7月29日
2024年F1ベルギーGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは2番グリッドからスタートし、8位でフィニッシュ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の失格により、7位に繰り上がった。
ミディアムタイヤでスタートし、11周目にミディアム、21周目にハードに交換、終盤42周目にソフトタイヤに履き替えて、ファステストラップを記録した。
1周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれて3番手に。セカンドスティントでは5番手を走った。21周目に行った2回目のピットストップのタイミングについて、チームは次のように説明した。
「チェコはストレートでのスピードに苦しんでおり、ラッセルに抜かれた。それによりチェコはマックス(・フェルスタッペン)のすぐ前を走ることになった。新しいタイヤを履いた(ランド・)ノリスが(フェルスタッペンの)後ろに接近。その状況を受けて、チームはチェコをピットに入れることを決め、その後、マックスはラッセルを追いかけることができるようになった」
2回目のピットストップの後でペレスは7番手を走行。カルロス・サインツ(フェラーリ)に抜かれて8番手まで落ちた後、終盤には後ろに十分な空間があったため、ソフトタイヤに履き替え、最終ラップにファステストラップを記録して、追加1ポイントを手にした。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=7位(44周/44周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード→ソフト
ファステストラップ:1分44秒701(44周目)
2番グリッドからスタートし、ファーストスティントでは上位を争い、レースが順調に進み、集団のなかにとどまることができた。序盤のルイスとのバトルはかなり激しいもので、ホイール同士が接した瞬間があった。
セカンドスティントのある時点で、他の全員がハードタイヤを履いている時にミディアムタイヤで戦い、それがうまくいかず、ペースが全くなくて、プッシュするのが難しかった。
何が間違っていたのかを理解する必要がある。マシンに多くの変更を施したが、それをドライコンディションで試す機会がなかった。予選とはコンディションが全く異なっていた。
残念ながら戦略で大幅にタイムをロスし、最終スティントで大きな妥協を強いられた。最後にファステストラップを記録し、ポイントを追加した。それが今日できた最大の成果だった。
このところ、僕にとってはローラーコースターのような展開が続いている。チームとして改めて体勢を整えて、サマーブレイク中に時間をとって、すべてを理解し、シーズン後半に向けて良いスタートを切りたい。
サマーブレイク中に、家族と過ごし、良いトレーニングルーティンに戻り、リセットする機会を楽しみにしている。チャンピオンシップの道のりはまだ先が長い。
(レース後にF1チャンネルに対して語り)本当にひどいレースだった。セカンドスティントでミディアムタイヤを履いたことで、状況が複雑になった。プッシュしなければならない時に大きく響き、デグラデーションがとてもひどかった。とても短いスティントにしなければならず、それがレースタイムに影響したと思う。
後ろにトラフィックがあるところにミディアムタイヤで飛び込んだんだ。本当に厳しい状況だった。今日の僕たちはタイヤをうまく持たせることができず、バランスも悪かった。
なぜあれほど短いスティントにしたのか僕には分からない。ミディアムタイヤ2セットを使ったことが、かなり響いたと思う。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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