【】F1ベルギーGP FP2:初日はノリスが最速、マクラーレン1-2。フェルスタッペンは僅差で3番手、グリッド降格の角田20番手
7月27日
2024年F1第14戦ベルギーGPのフリー走行2回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(RB)は20番手だった。
気温22度、路面温度36度というコンディションで、現地時間17時にセッションがスタート。このFP2もドライコンディションで始まったが、レースコントロールが発表した降水確率は40%だ。
ほとんどのマシンがミディアムタイヤでコースに出て行き、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分43秒456でトップに立つ。2番手のランド・ノリス(マクラーレン)はソフトタイヤで、1分43秒571をマーク。RBも2台ともミディアムで、ダニエル・リカルドは1分44秒411、角田は1分45秒571を記録した。
ミディアム勢はソフトに交換し、カルロス・サインツ(フェラーリ)が1分43秒098でトップに浮上。その後オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分42秒475でサインツを上回った。フェルスタッペンはセクター2で全体ベストタイムを記録するが、ピアストリとは0.002秒差の2番手。ノリスはそのフェルスタッペン、ピアストリを上回る1分42秒260でトップに立った。角田はセクター1で全体ベストをマークしたものの、タイムは1分44秒348でこの時点ではリカルドと0.5秒ほどの差がついている。
一発のタイムを出した後、セッション後半は各車ロングランに移行した。タイヤはユーズドだが、ほとんどのチームがタイヤをソフトとミディアムに分けている。ハースはケビン・マグヌッセンがソフト、ニコ・ヒュルケンベルグがハードで、レッドブル、アルピーヌ、アストンマーティン、ウイリアムズの4チームは2台ともミディアムだ。
終盤はピアストリやフェルスタッペンがソフトに履き替えたが、タイムシートに変更はなく、また雨も降らずドライコンディションのままFP2は終了。ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンというトップ3で、4番手以降はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、サインツ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。
(autosport web)