【】マグヌッセン「ソフトスタートは賭け。1周目に順位を上げたが、何台かにオーバーカットされた」:ハース F1第13戦決勝
7月23日
2024年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは13位、ケビン・マグヌッセンは15位でレースを終えた。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(69周/70周)
11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
スタートが悪かった上に1周目もひどいもので、僕は窮地に追い込まれ、守勢に立たされた。トラックポジションがすべてと言ってもいいこのサーキットで、そんなふうにトラックポジションを失ってしまうと、そこからの挽回はとても難しい。そして、ダーティエアの中を走ることになったら、ギャンブルになるのは承知の上で何か違うことを試すしかない。その答えが早めにピットに入ることだった。
結果として、ハードタイヤで超ロングスティントを2回やることになったが、それが容易ではないことは分かっていた。このクルマではタイヤをそれほど長く持たせることはできないからだ。1周のペースではかなりの競争力があったのに、ロングランではそれほどではなかった。その意味では、ちょっとモナコに似た状況だった。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=15位(69周/70周)
15番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
ソフトタイヤでのスタートは、ちょっとした賭けだった。他にも同じことを考えたドライバーが何人かいたけどね。そして、1周目に大きくポジションを稼いだものの、それから何台かにオーバーカットされてしまった。
結局のところ、今日のところはポイントを争えるほどのペースがなかったんだ。予選に関しては、もう少しうまくやれたかもしれないと思うけど、今日のペースを考えると、いずれにしてもポイント圏内は走れなかったと思う。それでも、この週末をまたひとつの教訓として、スパではいいレースができることを願っている。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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