【】ルクレール4位「望んでいた結果ではないが、予想よりはうまくいった」フェラーリ/F1第13戦決勝
7月22日
2024年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4位、カルロス・サインツは6位だった。
ルクレールはスタートでひとつポジションを上げて、ほぼ一貫して5番手を走っていたが、終盤、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースオフしたことでひとつ順位を上げ、4位でフィニッシュした。サインツは4番グリッドからスタートで7番手に落ちてしまい、そこから挽回を図るレースとなり、最終的に6位どまりだった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(70周/70周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
日曜のレースで立て直しができた。うまくタイヤのマネージメントをして、いいペースを保ちながら堅実なレースをしたと思う。もちろん、4位は僕らが望んでいた結果ではなく、まだこれからやるべきことが多いのは分かっている。ただ、予想していたよりも良かったということだ。
このコースではオーバーテイクは難しい。そして、最後のスティントでルイス(・ハミルトン)の背後につけた時には、オーバーヒートさせないように気をつける必要があった。そこがトリッキーだったね。今日は巡ってきたチャンスをすべて生かすことができたし、こうしてチームにポイントを持ち帰れて良かったよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=6位(70周/70周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
僕にとってはタフなレースだった。まずスタートがあまり良くなかった。このハンガリーではそれが結果を大きく左右する。6位まで挽回するのに何台かをコース上で抜かなければならず、そのせいで最初の2スティントは厳しいものになったんだ。その後はずっと孤独なレースだった。ハードタイヤで長めに走ったので、最後のスティントは少しプッシュできたけどね。
ただ、この週末全体としては、昨日もそうだったように、トップを争ったクルマと比べるとペースに欠けていた。次のベルギーはまるで性格の異なるサーキットだ。チームとして好成績でシーズン前半を終えるためにも、スパではクルマに関してどういったアプローチを採るのか、よく考えておく必要がある。
(autosport web)
シャルル・ルクレール関連記事
- 2戦連続表彰台のルクレール「VSCは運が良かった」10秒ペナルティのハミルトン「罰を受けたのは僕だけっておかしいよ」
- フェラーリのルクレールがリスキーな戦略で表彰台「ソフトタイヤでのスタートは自分だけと知って、少し不安になった」
- ハミルトン、ブレーキのオーバーヒートでバトルを断念、ペナルティも「最後は残念だったが、ポジティブな要素もあった」
- フェラーリ、予選が響き8位&9位。チームオーダー遂行も失敗。順位戻せなかったハミルトン「判断ミスをシャルルに謝罪」
- フェラーリのルクレール、クラッシュで予選Q3ノータイム「コンディションが変化し、ミディアムを機能させられなかった」
- 初日最速を喜ぶハミルトン「めちゃくちゃなFP1の後、今年最高のFP2に。ブレーキの問題が解決し、自信を持って走れた」

