【】リカルドQ1で最速、予選9番手「赤旗が出ずに新品タイヤでアタックできれば、もう少し上に行けた」/F1第13戦
7月21日
2024年F1ハンガリーGPの予選で、RBのダニエル・リカルドは9番手を獲得した。
Q1ではトップタイムをマークするなど、順調にQ3まで進出。Q3では1回目のランをユーズドソフトタイヤで実施、全車が最初のアタックを終えた段階で10番手だった。2回目のランは新品ソフトでコースインしたが、角田裕毅のクラッシュによりアタックラップを走り切ることができなかった。セッション再開後に1周のアタックラップにユーズドソフトで賭けたリカルドは、悪化したコンディションの下で唯一自己ベストタイムを更新し、9番手を獲得した。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、「ダニエルは、赤旗後、自己ベストタイムを更新することができたが、セッション残り時間が非常に短く、最後のラップは(マクラーレンのオスカー・)ピアストリに引っ掛かってしまった」と語っている。
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 6番手(1分16秒652:ソフトタイヤ/15周)
予選 9番手(Q1=1番手1分17秒050:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分16秒202:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分16秒447:ソフトタイヤ)
長くてトリッキーな予選だった。クラッシュが起きた後、誰にもけががないと聞いてほっとした。
Q1で走行中に雨が降り始めた。そこで赤旗が出て、その後、路面は少し乾いた。その後に走り、Q1のトップタイムを記録したんだ。良い瞬間だったよ。週末を通して速さがあり、2台揃ってQ3に行けたこともうれしい。
Q3で赤旗が出ずに、新品タイヤでプッシュすることができたら、あとふたつぐらい上のポジションを獲得できたかもしれない。
明日は、グリッド位置を維持してポイント圏内にしがみつくようなレースではなく、もっと良い位置を走れると確信している。だからとても楽しみだよ。
(autosport web)
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