【】レッドブルが“今季最大のアップグレード”を導入。新エンジンカバーは1台のみ「出だしは好調」とフェルスタッペン
7月20日
2024年F1ハンガリーGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/フリー走行2=2番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=11番手/フリー走行2=4番手だった。
FIAが発表したアップデートリストによると、レッドブルは今回、コーク/エンジンカバー、ヘイロー、リヤコーナー、フロントウイング、フロントコーナーに変更を施している。しかしフルで装着されたのはフェルスタッペン車のみで、ペレス車には旧型パーツも使用された。
チームは「ハンガリーに一連のアップグレードを持ち込んだ。新しいフロントウイング、フロントコーナー、リヤコーナーを2台に投入、マックスのマシンには新しいエンジンカバーも取り入れた」と説明している。フェルスタッペンは、木曜日に、「今回たくさんのものをマシンに取り入れる。今まで僕たちが持ち込んできたものよりも少し大規模なものだ」と述べていた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=2番手(1分18秒989:ソフトタイヤ/20周)/フリー走行2=2番手(1分18秒031:ミディアムタイヤ/20周)
今回アップグレードを持ち込み、今日は良い初日を過ごすことができたと思う。もちろん、マシンを最適化するまでにやるべき作業はまだたくさん残っている。でも、週末を堅実な形でスタートすることができた。
予選に向けて可能な限りベストのセットアップを仕上げるため、すべての細部に目を向けて、取り組むことが重要だ。FP2が赤旗で少し中断された影響で、予定していたロングランを完全に実行することはできなかった。でもそれは誰にとっても同じことだ。
さまざまなことを調べて、そこから作業を進めていく。全体的に見て、週末を良い形でスタートすることができた。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=11番手(1分19秒440:ソフトタイヤ/22周)/フリー走行2=4番手(1分18秒255:ミディアムタイヤ/23周)
良い金曜日だった。FP1からFP2にかけて向上していくことができたと思う。正しい方向性を選び、正しい変更を施した。
週末のこの段階でこれほどマシンを快適に感じたのは久しぶりだ。最善の形で一日を通してステップアップしていけたので、とてもポジティブだよ。
良い感触を持っているし、ロングランも期待できそうだった。セットアップをさらに調整することができると思う。最終的には、正しいタイミングですべてをうまくまとめあげることが重要になる。
僕たちの時がそのうち訪れるだろうから、今は集中して取り組み、明日に期待する。土日がどういう展開になるのか見ていこう。
(autosport web)