【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話：ハミルトン、ディオール メンズブランドのアンバサダーに就任

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　事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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　ルイス・ハミルトンのファッションへの関心はよく知られており、彼とトミー ヒルフィガーとの提携は、多くの若手ファッションデザイナーが市場に参入する助けになっている。しかし先週のイギリスGPで優勝したばかりのハミルトンは、権威あるディオールのメンズブランドのゲストデザイナーになることで、新たな一歩を踏み出した。
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　月曜日に行われた発表のなかで、ディオールは次のように述べた。「このコレクションは、ディオールが“冬のライフスタイル”と呼ぶものに敬意を表しており、F1を中心としたものではない。スキーとスノーボードという彼のスポーツライフの別の側面に焦点を当てている」

　したがって、アイテムはカラフルなテクニカルスキージャケットやダウンジャケット、ゆったりとしたサロペットスタイルのパンツ、ケーブルニットやディオールのロゴが入ったセーターなどのさまざまなニットウェア、スノーボード、ヘルメット、ラップアラウンドサングラスまで展開されている。

　7度の世界チャンピオンのハミルトンが、コースにいないときはモータースポーツから離れて他のプロジェクトに集中する能力を持っていることは明らかだ。デンバー・ブロンコス（NFLチーム）の共同オーナーであることや、来年からMotoGPに関わることに関心があるといううわさが飛び交っていることが、さらなる証明となっている。


　ランド・ノリスとジョージ・ラッセルは、ベルリンへ行って落胆した何万人ものイングランドファンのなかにいた。彼らはライオンズがまだ優勝したことのないサッカーのUEFAユーロ2024決勝で、スペインが4度目の優勝を果たすのを観ていたのだ。

　ノリスは友人グループと移動していたが、ラッセルはスペイン人ガールフレンドのカルメン・ムントと一緒にスタジアムにいたので、少なくともこのカップルの片方は、モナコへの帰国の際は満足していた。

　一方イギリスでは、エイドリアン・ニューウェイが手がけた壮大なRB17のプレミアに、レッドブルが総勢で参加した。マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、角田裕毅が参加者に名を連ね、セバスチャン・ベッテルの代役を務めたクリスチャン・ホーナーも参加した。

　ベッテルはフェスティバルに行くのではなく、子どもたちと家族で休暇を過ごすことを選んだ。フェルナンド・アロンソもグッドウッドにいて、アストンマーティンが彼のために作った新しいユニークなクルマを披露した一方、バルテリ・ボッタスはいつものようにまったく違うことをしていた。

　ボッタスは、ガールフレンドのティファニー・クロムウェルとともにトレーニングを兼ね、今年のツール・ド・フランスを締めくくるタイムトライアルのルートを含むモナコ周辺の丘陵地帯を、約150km走行した。カップルは5時間半以上走り、ニースでは何カ所かで止まって写真を撮った。ニースは今週の日曜日に、偉大な大会の閉幕地となる。

(c)XPB Images
　ニース市はフランスGPを復活させるために、F1レース開催に引き続き関心を持っている。コートダジュールの首都であるニースのスポーツにおける資質には、今週末にお墨付きが与えられる。有名なツール・ド・フランスのファイナルステージはニースでゴールとなるのだ。

　ラ・テュルビーとコル・デズの登り坂を越える過酷な33kmを走ったタディ・ポガチャルと彼の挑戦者たちの姿が見られることになる。ツール・ド・フランスがパリ以外で閉幕するのは1975年以来初めてのことだ。これは、フランスの首都で夏季オリンピックがまもなく開催されるためだったが、ニースのクリスチャン・エストロシ市長は、彼の街でグランプリを開催することへの関心を再確認した。

　ロードレース世界選手権のレーサーだったエストロシは、ニースがF1レースを開催できると思うかと尋ねられ、次のように語った。「F1レースは可能か？　イエスだ。我々には施設とリソースとノウハウがある。すべては意志の問題だ。我々は過去数年間で、多大なリソース、地方自治体の支援、そして州からの根本的かつ一貫したコミットメントが必要であることを目にしてきた。そのため、我々は取り組みを行っているところだ」とエストロシは締めくくった。

(Translation: AKARAG)

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