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【F速プレミアム】王者フェルスタッペンの戦い:ライバルに対する優位性を失い「いまや僕らは対等なレベルで戦っている」

7月18日

 F1第10戦スペインGP、第11戦オーストリアGP、第12戦イギリスGPの3連戦でライバルたちの追い上げに苦しんだレッドブル。マックス・フェルスタッペンはチャンピオンシップのリードは維持しているものの、今後も楽な戦いにならないと覚悟している。F1スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーが3連戦のレース週末を語る。
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 「数字は嘘をつかない」と言われる。だが、数字がつねに真相を語るとは限らない。現F1世界王者のマックス・フェルスタッペンは、カナダでの勝利に続いてスペインでも優勝を飾った。しかし、その翌週のオーストリアはランド・ノリスとの接触の末に5位フィニッシュに終わり、3連戦の締めくくりとなるシルバーストンでは、ルイス・ハミルトンに次いで「予想外の」2位を得た。

 フェルスタッペンは語っている。「(イギリスGPの)レースの前半戦では、単純に速さが足りなかった。タイヤのデグラデーションがどうしてあれほど大きかったのか、理由を突き止める必要がある。5位か6位でフィニッシュするのが精一杯かもしれないと思ったよ」


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