2024年F1第12戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

【】ハミルトン初日6番手「マシンは改善しつつあるが、マクラーレンほど速くない」メルセデス/F1第12戦

7月6日

 2024年F1イギリスGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/フリー走行2=6番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/フリー走行2=10番手だった。

 メルセデスは今回、アップデートコンポーネントとして、フロントウイング、リヤウイング、フロントコーナー、リヤコーナーの変更を申告している。

 FIAはFP1開始時、ラッセル車のパワーユニットのICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン3基が入れられたことを発表した。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=7番手(1分27秒858:ミディアムタイヤ/26周)/フリー走行2=6番手(1分27秒202:ソフトタイヤ/26周)

ルイス・ハミルトン(メルセデス)とファン
2024年F1第12戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とファン

 今日はマシンが全体的にいい感じだった。トップグループの究極のペースと比べるとまだ少し遅れているが、励みになる一日だったよ。今日のタイムがスピード上の位置を正確に表しているとは思わないけれど、今夜やるべき仕事が残っていることは分かっている。

 自分たちにできることをやり、さらなるパフォーマンスを見つけ出すために努力する。その結果、前に少しでも近づけるといいね。

 シルバーストンに来ると、いつも最高の気分になる。観客数が年々増えているようだし、彼らが応援してくれるのを見て、とてもうれしかった。土日にファンを喜ばせるようなことを提供できればと思っている。

(formula1.comに対して語り)フィーリングは良いけれど、マクラーレンほど速くない。(今週末マシンに)小さな変更を施している。でも必ずしもアップグレードといえるものではない。毎回マシンに何かを追加し、正しい方向に向かっているが、他のチームも同じようにアップグレードを入れているからね。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)と愛犬ロスコー
2024年F1第12戦イギリスGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)と愛犬ロスコー

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
フリー走行1=5番手(1分27秒738:ミディアムタイヤ/26周)/フリー走行2=10番手(1分27秒294:ソフトタイヤ/26周)

 FP1ではマシンのフィーリングが素晴らしく、力強いセッションだった。FP2はわずかながらチャレンジングな一時間になったから、その理由を探る必要がある。風がかなり強くなり、タイヤを正しいウインドウに入れられなかったと思うので、それで説明がつくかもしれない。

 コンディションは週末を通して変化しそうだし、雨の可能性もあるから、適応する必要がある。

 今日の午後、観客の皆はあまり濡れずに済んだかな。グランドスタンドでファンが応援してくれる姿を見ると、いつも最高の気分になる。

 今日の走行を終えた段階では、チームの序列は過去数戦と似たようなものだと感じる。マクラーレンとマックス(・フェルスタッペン)が一歩リードし、僕たちとフェラーリの差は小さい。一歩前進するために、今夜ハードワークを重ねて、明日につなげていきたい。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2024年F1第12戦イギリスGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)



(autosport web)