【】アルボン「これほどのパフォーマンス不足は予想外だった」:ウイリアムズ F1第11戦決勝
7月2日
2024年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは15位、ローガン・サージェントは19位でレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=15位(70周/71周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
12位か13位あたりまでは行けると思っていた。いずれにしてもポイント圏外とはいえ、自分で可能だと思っていたところより下位でフィニッシュするのは、気分が良いものではないよね。
今日はピットストップ絡みで大きくタイムを失った。まもなくピットインするクルマとバトルをしたり、自分のピットアウト後にクリーンエアを得られなかったりしたからだ。
こういう1周が短いコースでは、どうしてもピットストップがトリッキーになりがちで、その意味でも楽なレースではなかった。ホワイトラインをカットしたのは完全に僕のミスだけど、全体としてイライラさせられることが多かった。
この週末に学んだことがいくつかあって、それは次のシルバーストンで役立つだろう。ただ、まだ未解決の疑問もある。これほどのパフォーマンス不足は予想外だったからだ。来週末は同じ問題に悩まされずに、もっといいレースができればいいと思っている。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=19位(69周/71周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム
タフなレースだった。1周目にフロントウイングを壊してしまい、そこからはセーフティカーが出動することを祈っていたけど、願いは叶わなかった。
相対的なペースは悪くないように感じたし、昨日と比べればずいぶん進歩はしたのだが、それでもなおレースでは厳しかった。全体としては、正しい方向へ進んでいるものの、もう少しクルマのペースを速くする必要がある。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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