
【】ルクレール「1周目の接触が僕のレースを台無しにした」追い上げも得点ならず/F1オーストリアGP
7月2日
2024年F1オーストリアGPの決勝で、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは11位に終わり、ポイント獲得には至らなかった。
予選Q3の最終アタックにおいてバランスを崩したルクレールは6番グリッドから決勝をスタート。しかし、ターン1でセルジオ・ペレス(レッドブル)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に挟まれ、その際にフロントウイングを破損。オープニングラップに緊急ピットインを要し、フロントウイングとタイヤを交換した。
その後はチームメイトと遜色ないタイムで追い上げ。さらにはセーフティカー(SC)導入による上位再浮上を望んでいたが、SCは入らず。入賞まであとひとつという11位でチェッカーとなった。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=11位(71周/71周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム→ミディアム→ミディアム
残念ながら、今回は早く忘れたい週末になった。とにかくあらゆることが悪い方向へ展開した。オープニングラップでの接触が、僕のレースを台無しにしたのは間違いない。
その後はセーフティカーが出ることに期待をかけたが、それも起こらなかったし、フレッシュなタイヤに履き替えて、本来ならもっとプッシュできた時にはランド(・ノリス/マクラーレン)に引っかかってタイムを失った。そして、結局のところ、1ポイントを手にすることさえできなかった。
カルロス(・サインツ)がポディウムに上がり、コンストラクターズのポイントを稼げたのは良かった。だが、それ以外でこの週末唯一のポジティブな点は、様々なセットアップを試して、チームとしてたっぷりデータを収集できたことだ。
今後のレースで、これは大きな意味を持つだろう。明日からすぐに、全力での取り組みを始めるつもりだ。来週末のシルバーストンでは、もうこのレースのことをすっかり忘れられるようにね。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
シャルル・ルクレール関連記事
- フェラーリのルクレール「4位は全力の結果」 夢の週末を過ごしたハミルトン「いつかティフォシに優勝を捧げる」
- フェラーリのルクレール予選4番手「残念だが驚きはない」ハミルトンは10番手に降格も「ファンのために戦う」と前向き
- フェラーリのルクレール、最速と0.083秒差も「マクラーレンは力を隠している」FP1首位ハミルトンはティフォシに感動
- フェラーリがまさかの全滅。濡れた路面でクラッシュのハミルトン「皆に謝罪する」ルクレールは壁に激突「最悪の結末」
- フェラーリ、1.6秒遅かったFP1から挽回し、予選6&7番手「1日で1秒縮めなければならない状況は今後避けたい」と代表
- ルクレール、シャシーの問題でPPから4位「勝てたはずだった」ハミルトンは今季初の無得点「皆、本当にごめん」