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【】フェラーリ、アップデートを前倒し、2台で比較テスト「概ね満足だが、レースペースは改善の必要あり」とサインツ
6月22日
2024年F1スペインGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=3番手/フリー走行2=2番手、シャルル・ルクレールはフリー走行1=11番手/フリー走行2=6番手だった。
フェラーリは、今回、アップグレードとして、リヤウイング、コーク/エンジンカバー、フロアフェンス、フロアエッジ、ディフューザー、ヘイローを新しいものにしている。
チームは「過去数週間にわたる、マラネロでの多大な努力によって、予定より早く空力アップデートを導入、今日はその評価に取り組んだ」と述べている。
「シングルラップのパフォーマンスに関しては、2台において興味深い結果を得られたが、予選ペースとレースペースの両方でマシンの力を最大限に引き出すためには、まだ作業が必要だ」
アップデートの評価を行うため、FP1で、ふたりは異なる仕様のマシンを走らせた。サインツは最新のパッケージで走行、ルクレールは、リヤウイングのみ最新で、残りは従来の仕様で走り、比較作業を実施。FP2では、ふたりともアップグレードパッケージで周回を重ねた。
なおFIAは、FP1開始時、サインツとルクレールのパワーユニットに新たなエレメントが入れられたことを発表した。サインツ車には、パワーユニットのシーズン3基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、4基目のエキゾーストシステム、ルクレール車には、シーズン4基目のMGU-Hが投入された。
すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分14秒572:ミディアムタイヤ/31周)/フリー走行2=2番手(1分13秒286:ソフトタイヤ/30周)
かなりトリッキーな金曜日だった。バルセロナではいつものことだが、太陽が顔を出すと路面は劇的に変化していくんだ。両セッションともマシンの正しいバランスを見つけるのに苦労したが、今日は皆が似たような問題を抱えていたと思う。
全体的に見て、マシンには概ね満足だ。ただ、特にレースペースに関してはやるべき仕事が残っている。
今日は、トラックの雰囲気を本当に楽しむことができた。サポートしてくれるすべてのファンに感謝したい。明日はいいショーを披露できることを楽しみにしているよ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=11番手(1分15秒434:ミディアムタイヤ/26周)/フリー走行2=6番手(1分13秒597:ソフトタイヤ/22周)
全体的に、僕にとってトリッキーな一日だった。マシンバランスにかなり悩まされたので、セットアップの作業を明日まで集中して取り組んでいく。
FP2では新しいパッケージで走行したが、まだ完全に快適な状態にはなっていない。やるべき仕事は山積みだね。
(autosport web)
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