【】エース格の角田裕毅に対し単年契約を結んだRBに驚きの声/F1時事ネタコラム
6月15日
角田裕毅の2025年契約が発表された。他チームからのオファーが舞い込む中で、レッドブルグループ残留は角田自身の第一希望だったから、それ自体は驚きではない。ただしパドックで驚きを持って受け止められたのは、2025年の単年契約でRB残留だったことだ。
そもそも、2026年には車体もパワーユニット全てが刷新されるという2014年以来の大きなレギュレーション変更が待ち受けており、どのチームも2025年〜26年はドライバーを変えないという方針を採っている。でなければ、2025年1月1日に空力面の開発も解禁となる2026年型マシンの開発を託すドライバーが不在となってしまうからだ。
そのためどのチームも少なくとも主軸となるエース格のドライバーは早々にこの“26年またぎ”で契約を済ませており、ジョージ・ラッセルがメルセデスAMG、ピエール・ガスリーがアルピーヌとの契約延長が実質的に決まっていることを考えれば、未契約なのはハースとRBだけだった。そのハースも、オリバー・ベアマンとの契約は確定的で、フェラーリのシートがふたつとも2026年まで埋まっていることを考えればハースと複数年契約を交わす可能性が高い。そしてもうひとりのエース格も複数年だろう。
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