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【】松田次生のF1目線:モナコでは消極的な作戦も「いまの角田裕毅選手はハミルトンと互角に戦える」
6月5日
フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、2024年シーズンはリアライズコーポレーション ADVAN ZでスーパーGT GT500クラスを戦い、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではKids com Team KCMGのチームアンバサダーを務める松田次生が、F1について語る連載企画『松田次生のF1目線』。今回は2024年第7戦エミリア・ロマーニャGPと第8戦モナコGPを振り返ります。
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エミリア・ロマーニャGPとモナコGPの2戦は、レッドブルがやっと危機に立たされた感がありますね。彼らのクルマは、いままでは空力と足のバランスが絶妙だったのですが、空力をさらに突き詰めたのか、最近はローグリップだったり縁石をまたぐ機会が多いコースは苦手のようです。
モナコGPの予選Q3でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が曲がり切れずに壁に軽く接触してアタックをやめていた様子のとおり、クルマが曲がっておらずスライドも多いです。だからロングランでも厳しく、エミリア・ロマーニャGPの終盤はランド・ノリス(マクラーレン)に迫られていました。
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