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【】ヒュルケンベルグ「レースが500mで終わったことにがっかり。不幸な結果としか言いようがない」:ハース F1第8戦決勝
5月28日
2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンはともにリタイアでレースを終えた。
ヒュルケンベルグとマグヌッセンは、予選後の検査でリヤウイングに違反が見つかったため失格となったが、ふたりともフリー走行で十分なタイムを残していたため決勝レースへの出走は認められた。しかしスタート直後、セルジオ・ペレス(レッドブル)とマグヌッセンが接触し、ヒュルケンベルグはそれに巻き込まれ、ハースは2台ともにリタイアとなった。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=DNF(0周/78周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム
僕のレースが500メートルで終わったことにガッカリしているし、正直なところ、ちょっと打ちのめされた気分だ。2台ともリタイアなんて最悪であることはもちろん、僕自身は直接関係していないアクシデントの巻き添えを食ったわけだからね。
ご存知のように、あのターン3に向けての上り坂はとても狭い。何とも残念なことに、よりによってそんなところでタイトすぎる状況になってしまったんだ。まあ、いわゆるレーシングインシデントであるとしても、ケビン(・マグヌッセン)が少し楽観的すぎたようにも思えるし、チェコ(セルジオ・ペレス)が彼の方を見ていたのなら、スペースを残してやることもできたはずだ。不幸な結果としか言いようがない。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=DNF(0周/78周)
20番グリッド/タイヤ:ハード
ターン1を立ち上がってターン3へ向かう途中で、僕の前輪が(セルジオ・)ペレスの後輪に並ぶかたちになっていた。彼はウォールの方へクルマを寄せ、そこはウォールがわずかに左にカーブしているところだったから、僕にはもう行き場がなかった。彼がこっちを見ていたかどうかは分からない。だけど、こっちも急にその場から姿を消すことはできないから、ウォールと彼のクルマを同時にヒットして、クラッシュしたんだ。とても悔しいし、こういうクラッシュはチームにとっても高くつく。スペアパーツを消費して、新たにパーツを作らなければならないし、あれこれと余計な作業が増えることになる。最悪だよ。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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