【】フェルスタッペン「ポールは少し予想外。風に苦しみ続けたが、予選でマシンが良くなった」レッドブル/F1第1戦
3月2日
2024年F1バーレーンGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得、セルジオ・ペレスは5番手だった。
フェルスタッペンは通算33回目のポールポジション獲得で、ジム・クラークとアラン・プロストに並ぶ歴代5位となった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)の2番手タイムとの差は0.228秒。しかし予選全体の最速タイムはルクレールがQ2で記録したタイムだった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 3番手(1分31秒062:ソフトタイヤ/16周)
予選 1番手(Q1=3番手1分30秒031:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分29秒374:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分29秒179:ソフトタイヤ)
またポールを獲ることができてうれしい。テストはとても順調だったが、今週末は少しトリッキーだった。風がとても強くて難しいコンディションだったため、正しいマシンバランスを見つけるのが簡単ではなかった。
予選前の時点では、全員がどの位置に来るのか、誰にも分からなかったし、とてもタイトだった。それはこのスポーツにとってエキサイティングなことだ。
マシンにいくつか改善を加え、FP3から予選にかけてパフォーマンスを高めることができた。予選Q3ではグリップが少し向上していた。
最終的にはマシンのパフォーマンスに満足している。また戦いに戻ってくることができてうれしいよ。明日に関しては、感触が良いから、レースに自信を持っている。レースでは何が起こるか分からないから、タイヤを可能な限り最善の形でケアして走ることが重要だと分かっている。レースで強力なマシンがあるので、今日と同じパフォーマンスを発揮したいね。
(予選後にメディアに対して語り)正直言って、ポールは少し予想外だった。でも幸運にも、予選ではマシンが良い状態になった。風のせいで、完璧なバランスを得るために微調整するのに苦労した。路面にはグリップがあったが、この数日、風が強くて、1周をうまくまとめることがかなり難しかった。でも幸いにも今日は正しい方向に進むことができたと思う。実際とても楽しく走ることができたよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 8番手(1分31秒248:ソフトタイヤ/17周)
予選 5番手(Q1=6番手1分30秒221:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分29秒932:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分29秒537:ソフトタイヤ)
ターン1に向けて、完璧にクリーンなラップにはならなかった。その結果、全体が僅差だったために、ポジションを2つか3つ落とした。
トリッキーな状況のなか、予選を通して学んでいった。これほど軽い状態で走るのはその時が初めてだったんだ。Q2でラップを断念しなければならず、Q3用の新品ソフトタイヤ1セットを失った。それはマイナス点だったけれど、ポジティブなことは、予選でマシンのパフォーマンスがよかったことだ。
まだやるべきことが残っているが、肝心なのは明日だ。グリッドの有利な側につくから、強力なスタートを決められるはずだよ。
多くのチームがハードタイヤをセーブしていたが、僕たちはソフトをセーブした。つまり、異なる戦略で走ることになる。明日の目標は、ポジションを上げて、表彰台に乗ることだ。全体的に僅差だから、素晴らしい戦いになるだろう。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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