
【】タイヤに苦しんだリカルド「楽観的な予想は外れた。他車とのグリップの違いに茫然」アルファタウリ/F1第22戦
11月20日
2023年F1ラスベガスGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのダニエル・リカルドは14番グリッドから14位という結果だった。
■ダニエル・リカルド(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=14位(50周/50周)
14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
レースのスタートとリスタートで苦労することは分かっていた。今週末の僕たちは、タイヤに関して何か不足しているものがあり、この滑りやすい路面で、低温の状態でタイヤが新しいと、タイヤをうまく機能させることが難しかった。それでも楽観的な気分でレースに臨んだ。
数周走れば、タイヤが機能するようになり、戦いに戻れると思っていたが、そうはならなかった。言い訳ではなく、単純に今週末の僕たちには何かが欠けており、苦戦していた。それについては、レース後の分析の場で調べていくつもりだ。
レース終盤にペースが衰えたマシンが何台かあり、僕たちの方が彼らよりもペースは少し良かった。それでもトップ10に入れるマシンではなかった。
来週は、ミディアムダウンフォースのサーキットでレースをする。楽観的に考えているよ。状況が一変し、違う展開になる可能性があるからね。次の数日はゆっくり休んで回復に努めよう。
(レース後、『Australian Grand Prix Corporation』に対して語り)本当に難しいレースだった。今週末、僕たちが何に関して苦労しているのかは、分かっていた。タイヤの温度を上げて、機能させることが難しかった。だからスタートでは苦労することは予想していたけれど、リズムに乗ることができれば、多少良いペースを示すことができると考えていたのに、そうではなかった。
リスタートのたびに、他のマシンよりもはるかにウォームアップに苦労した。ターン3でアウト側からオーバーテイクされたよ。(トラックの)アウト側は、すごく滑りやすい。でも彼らはそのアウト側でも比較的グリップがあったんだ。「ああ、なんてことだ」と思った。かなり屈辱的だった。
(autosport web)
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