【】アルボン「スタートは文句なしだったが、僕にはどうすることもできなかった」ウイリアムズ F1第21戦決勝
11月7日
2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の決勝レースが行われ、ウイリアムズのローガン・サージェントは11位、アレクサンダー・アルボンはオープニングラップでのクラッシュによりリタイアでレースを終えた。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=11位(70周/71周)
トリッキーなレースだった。今日はとにかくペースが悪くて、アルファタウリ勢と戦えるだけの力はなかった。多くのクルマがリタイアしたという状況を活かしたかったけど、タイヤのデグラデーションに苦しみ、速さが十分ではなかった。
ただ、それを別とすれば、最後までクリーンに71周を走りきれたことに満足している。今回も大きなミスのない日曜をすごし、特に燃料が軽い状態では、この週末に必要とされていたレベルのペースも示せた。ここから少し態勢を立て直して、この調子をベガスでも維持したい。僕にとっては、次もまたホームレースだからエキサイトしているよ。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=DNF(0周/71周)
スタートは文句なしだった。グリッド上で一番いいスタートを切ったうちのひとりだったと思う。だけど、外からの映像をチェックしたところ、インサイドにいたドライバーには右側の2台(アルボンとニコ・ヒュルケンベルグ)が見えていなかったようで、僕にはどうすることもできなかった。レースを通じて多くのリタイアがあり、アクシデントの余波で順位を下げたクルマもあったことを考えれば、僕らがポイントを稼ぐチャンスはあったはずだ。選手権争いはとてもタイトだから、その機会を逃したのが残念だ。言うまでもなく、今日の僕らには運がなかった。もう次のベガスのことを考えることにして、またチャンスがあればそれを最大限に活かしたい。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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