
【】オコン、粘り強くヒュルケンベルグを攻略し10位「“ネバーギブアップ”が今日のテーマだった」アルピーヌ/F1第20戦
10月31日
2023年F1メキシコシティGP(メキシコGP)決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは15番グリッドから10位を獲得した。
ハードタイヤスタートのオコンは、スタートでポジションを落とし、一時は最後尾を走行。しかし、赤旗までの間にタイヤ交換をしなかったことで、リスタート時には14番手に上がっていた。リスタートはうまく決まり、すぐさま11番手に上がり、最終スティントの大半をニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のすぐ後ろで走り続けた後、残り数周のところでオーバーテイクに成功し、1ポイントをつかんだ。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=10位(71周/71周)
15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
このメキシコでのトリッキーな週末は、苦難の末にトップ10フィニッシュのポジティブな雰囲気で終わった。レースを終えた後の無線で「ネバーギブアップ」と言ったのは、今日がまさにそういう一日だったからだ。スタートからフィニッシュまで多くのことが起きるなかで、チームが本当にうまくレースのマネージメントをしてくれた。
最初のスタートはあまり良くなくて、いくつか順位を下げてしまい、しばらくの間は最後尾を走っていた。実際、レースの前半はタフなものだったけど、戦略面でリスクを取ったことが功を奏した。リスタートはバッチリ決まって、ターン3までにいくつかポジションを稼いでいたよ。その後はいいレースができて、自分たちのポテンシャルを最大限に引き出し、10位フィニッシュとみんなの努力に報いる1ポイントを手にすることができた。
(autosport web)
エステバン・オコン関連記事
- オコン、第1スティントは最長の51周「ピットストップですべてを失っては意味がないので長くステイアウトした」
- ハースは1ストップ戦略でダブル入賞。オコン「チームとしてお互いに協力し、DRSを使わせて一緒にプッシュし続けた」
- ベアマンはマシンにダメージ負ってリタイア「荷重が大きく低下し、レースを完走できないことは明らかだった」
- オコン「インターミディエイトで2周長く走りすぎた」タイヤ交換のタイミングを誤ったと決断を悔やむ
- オコン、中団勢トップのスプリント予選5番手「クルマが生まれ変わりとてもいいフィーリング」2週間を費やし問題を特定
- スタート直後に2台に挟まれたオコン、接触を見越して後退も避けられず「3台入るスペースはなかった。全員無事でよかった」