2023年F1第20戦メキシコシティGP クラッシュし、大きなダメージを負ったケビン・マグヌッセン(ハース)のマシン
【】マグヌッセン「左リヤのサスペンションが壊れてクラッシュ。何が起きたのかを知るため調査が必要」ハース F1第20戦決勝
10月31日
2023年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは13位、ケビン・マグヌッセンはクラッシュによりリタイアでレースを終えた。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(71周/71周)
タイヤが完全に終わってしまった。37周も走るのは、いずれにしてもかなりのロングスティントだし、しかもミディアムを履いていたわけだから、僕らには無理だったんだ。僕はワンストップの戦略を選んでいて、残念なことに(赤旗が出た時点で)もうハードコンパウンドを使ってしまっていた。赤旗なんて予想できないからね。ともあれ、赤旗のタイミングは理想的とは言えず、僕のレースを損なうことになった。だが、それよりも重要なのは、ケビン(・マグヌッセン)が無事だったことだ。
その後も僕はしばらくポジションを守って、他のドライバーたちを悩ませることができた。ずっと僕のリヤウイングを眺め続けて、彼らは相当イラついていたに違いない。僕としては、そこに多少のよろこびを見出だせたよ。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=DNF(31周/71周)
左リヤサスペンションが壊れてクラッシュした。それも起きた場所が悪くて、もろにウォールに突っ込んでしまった。両手をコックピットの中で打ち付けて、ちょっと痛むけれども大丈夫だ。とにかくいきなり壊れたので、何が起きたのかを正確に知るにはもう少し調査が必要だ。
それまでは、まずまずのレースをしていた。ただ、長い時間、トラフィックにつかまっていたこともあって、タイヤの状態は良くなかった。サスペンション破損の原因が何であれ、それがそこまでのパフォーマンスに影響していたかどうかは、僕にはわからないけどね。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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