
【】フェルスタッペン予選3番手「いつもほどプッシュできず」ペレスはフェラーリに驚き「どこから来たんだ」/F1第20戦
10月29日
2023年F1メキシコシティGP(メキシコGP)の土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3番手、母国グランプリに臨むセルジオ・ペレスは5番手という結果だった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 1番手(1分17秒887:ソフトタイヤ/19周)
予選 3番手(Q1=1番手1分18秒099:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分17秒625:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分17秒263:ソフトタイヤ)
ベストを尽くそうとしたけれど、今日はうまくいかなかった。標高のせいでこのサーキットはグリップがとても低く、普段の予選のようにプッシュすることが難しかった。Q3では完璧なバランスを得られなかったことで、コンマ数秒を失ってしまったと思う。
それでも(1番手と2番手の)フェラーリとはほとんど差がないし、明日は長いレースになる。もちろん1番手からスタートしたかったが、自信はあるし、ターン1に向けてはスリップストリームの効果も得られる。だから何ができるか見てみるよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 3番手(1分18秒026:ソフトタイヤ/19周)
予選 5番手(Q1=6番手1分18秒553:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分18秒124:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分17秒423:ソフトタイヤ)
フェラーリはいったいどこから来たんだろう。彼らがこんなに速いとは予想していなかったよ。
全体的にクリーンなラップだったし、感触も悪くなかった。でも予選中のタイムの向上が足りなかったのが痛かった。Q3に新品のタイヤセットをもう1セット用意できなかったのも理想的とは言えず、ユーズドタイヤで臨んだことで大きな代償を払う羽目になった。
2列目までには並びたかったけど、それでも5番手だし、明日はいろいろなことが起こる可能性がある。4台をオーバーテイクする必要があるが、このスポーツでは不可能なことは何もない。長いレースだし、ターン1までの道のりも長い。このサーキットでのオーバーテイクが難しいことは承知しているけれど、何が起きるか分からないよ。それに、僕には応援してくれる観客の皆がついているんだ。
(autosport web)
マックス・フェルスタッペン関連記事
- フェルスタッペン、ポールを生かせず、40秒差の4位。ノリスとの攻防については「僕の意見では、全く問題ない」
- フェルスタッペン、スプリントは不運な最下位、予選はトップに「予想外のポール。最速ではないがうまくまとめた」
- フェルスタッペン、アンダーステアに苦しみスプリント予選4番手「望む位置ではないが、現実的にならないと」
- ポールから2位のフェルスタッペン、ペナルティについて口を閉ざす「僕が意見を言うと、問題視されるから」
- フェルスタッペンが“予想外”のポール「予選になってマシンが生き生きとしてきた。赤旗後の戦略も大正解」
- フェルスタッペン初日3番手、トップとの差は0.3秒「1ラップは多少改善したが、ロングランが厳しい」