
【】サインツ6位「ハミルトンにフレッシュタイヤで挑もうとしたが、時間切れになった」フェラーリ/F1日本GP
9月25日
2023年F1日本GP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは6位を獲得した。
6番グリッドからスタート直後に順位を上げ、5番手を走行。2回目のピットストップを遅らせたことで、7番手に落ちたが、フレッシュタイヤで、前を行くメルセデス2台を追い詰めた。50周目にジョージ・ラッセルを抜き、ルイス・ハミルトンとの差も縮めたものの、時間切れでオーバーテイクはできず、6位となった。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=6位(53周/53周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
この結果が示すところよりも、実際のペースは良かったと思う。スタートがとてもうまく決まって、序盤からスピードはあったんだ。第1、第2スティントでは、タイヤのマネージメントをしながらいいペースを保てた。ただ、2回目のピットストップでルイスにアンダーカットされたのが想定外だった。終盤を状態の良いタイヤで戦うために、それまでのスティントをできるだけ延ばそうと考えていた。そして、フィニッシュまでにギャップを詰めて逆転しようと全力を尽くしたけど、残念ながらわずかに届かず、6位に甘んじるしかなかった。あと2〜3周あれば、結果は変わっていたかもしれない。
いつものように、本拠に戻ったら週末全体をあらためて分析して、いろいろな部分で違うやり方がなかったかどうか確かめるつもりだ。明るい面を見るとすれば、ペースは悪くなかったと思う。いったん態勢を立て直して、バッテリーを充電してからカタールへ向かうよ。
(autosport web)
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