【】マクラーレンF1、ピアストリとの2026年末までの契約を発表。ノリスとのラインアップをキープ
9月20日
マクラーレンF1チームは、オスカー・ピアストリとの契約を2026年末まで延長したことを発表した。ピアストリは2023年を前にマクラーレンと複数年契約を結び、今年F1にデビューした。
オーストラリア出身22歳のピアストリは、2019年のフォーミュラルノー・ユーロカップ、2020年のFIA F3、2021年のFIA F2と、連続してタイトルを獲得した、輝かしい経歴の持ち主。アルピーヌ/ルノーのジュニアドライバーだったが、マクラーレンに引き抜かれて2023年にF1デビューした。今季ここまでで、42ポイントを獲得、イギリスでは現時点での自己最高位4位に入り、ベルギーのスプリントでは2位を獲得した。
マクラーレンはランド・ノリスとの契約を2025年末まで結んでいるため、現在のドライバーラインアップは、少なくとも再来年末までは維持されることになる。
マクラーレンF1チーム代表アンドレア・ステラは「オスカーは、マクラーレンにとって貴重な人材である。そのパフォーマンス、労働倫理、姿勢において、常に強い印象を与え続けているため、決断するのは簡単だった」と語った。
「今後、再びチャンピオンシップを獲得するためにチームが前進する上で、彼の信頼を得たことは非常に良いことだ。この旅を共に続けていくなかで、彼の成長を見ていくことを楽しみにしている」
ピアストリは、「このチームとともにグリッドの最前線で戦いたいと思っている」とコメントした。
「そこに到達するためにすでに築かれているビジョンと基礎は素晴らしいものだ」
「チームは僕を歓迎してくれて、良い関係を築き、すでにここが我が家のように感じられる。僕に対するチームの一貫したコミットメントによって、とても大切にされていると感じるし、僕を長期的にチームの一員にしたいと彼らが望んでくれているため、この決断は難しいものではなかった。シーズンの半分を終えた段階で、チームからこれほどまでに信頼され、必要とされることには大きな意味がある」
(autosport web)
マクラーレン・ホンダ関連記事
- ピアストリ、復調もタイトルには届かず「最善を尽くしたが奇跡の逆転とはならなかった。誇りと教訓を胸に、また挑戦する」
- ノリスが7年目で夢をかなえチャンピオンに「僕のために犠牲を払ってくれた人々にお返しができた。それが何より誇らしい」
- ノリス予選2番手「今年最後のポールを獲りたかったが、マックスは速すぎた」タイトル決定戦への心境は「驚くほど普通」
- 初日最速ノリス、タイトルに向け順調も「まだ笑顔になるのは早すぎる」11番手ピアストリ「FP1欠場にしては悪くない状態」
- 4位に甘んじたノリス、タイトル確定ならず「戦略において、すべきでないことをした」
- 誤った戦略で勝利を失ったピアストリ、レース直後には絶句「胸がえぐられる思い。キャリア最高の週末に結果をつかめず」

