
【】アルボン、マクラーレンを抑えきって7位「僕は楽しかったけど、ランドは違うかもね!」ウイリアムズ/F1第15戦
9月5日
2023年F1イタリアGP決勝で、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは7位を獲得した。6番グリッドからユーズドのミディアムタイヤでスタートし、周囲より早期にピットストップを行い、非常に長いセカンドスティントを走らなければならなかった。レース終盤は、ランド・ノリス(マクラーレン)が1秒以内、そのすぐ後ろにはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が迫る状況のなかで、アルボンは0.343秒差でポジションを守り切り、2戦連続入賞を果たした。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=7位(51周/51周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
おそらくこれまでに経験した中で一番タフで、一番誇りに思えるレースだった。心から満足している。ランド(・ノリス)はあまり楽しくなかったと思うけど、僕は楽しめたよ!
タフで長いレースになることは、始まる前から分かっていた。タイヤのデグが大きいと予想していたからだ。僕らのクルマは、理論的にはモンツァでは他のコースより少しは速いはずと予想して、この週末に臨んでいた。そして、スタートから4周目あたりで、これはとても長く感じるレースになるだろうと思ったが、何とかライバルたちを背後に抑え続けることができた。中古のミディアムと中古のハードでレースを戦うことになり、その意味では自分たちでタフな状況にしてしまった部分もある。こういうレースをまたやりたいとは思わないけど、結果には超ハッピーだよ。
2戦連続でポイントを獲れて本当にうれしい。今年初め頃のポジションを考えると、ここまで来られたのは驚異的だよね。ここから何戦かは、僕らにとって楽なレースにはならないだろうけど、できる限りエンジョイするつもりだ。
(autosport web)
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