
【】ボッタス「まずまずのレース。自分のペースと選んだ戦略に満足」アルファロメオ F1第13戦決勝
8月1日
2023年F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは12位、周冠宇は13位でレースを終えた。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=12位(44周/44周)
まずまずのレースができたと言っていい。自分のペースと選んだ戦略も満足できるものだった。全体としてはあまり波乱のないレースで、スタート直後にユウキ(角田)が右に寄ってきて、接触を避けるためにわずかにグリーンにタイヤを落としたことを除けば、大きなハプニングもなかった。
言うまでもなく、周囲の多くのクルマとほぼ同じようなペースだったので、順位を上げていくのはなかなか難しかった。特に僕らのクルマがこのサーキットにあまり向いていないことや、スタートした位置を考えるとね。まだ改善すべき領域がいくつかあり、またトリッキーな天候への対処という点でスムーズな週末ではなかったものの、ある程度の進歩があったのは確かだ。
これから僕たち全員が夏休みに入ることになる。いったんリセットして、シーズン後半戦に取り組む準備をするために必要な休みであり、みんなに与えられて然るべき休暇だ。
■周冠宇(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=13位(44周/44周)
レースペースは良くて集団の中で走れたし、いくつか順位を上げることもできた。このクルマはドライコンディションの方がずっと競争力が高いように思える。シーズン後半戦に向けて、あらゆるコンディションで速くなるように取り組む必要がありそうだ。
スタートした位置から言って、ポジションを上げていくのはなかなか難しいことは分かっていた。けれどもレース全体、特に最終スティントの内容には満足している。集団の後方から13位まで浮上できたからだ。
夏休みに入って、やっと家に帰れるのが楽しみで仕方がないよ。シーズン後半戦に備えて、休みの間はスイッチをオフにしてバッテリーを充電するつもりだ。後半戦はハイダウンフォースサーキットのザントフールトで始まる。そこで勢いを取り戻して、またポイント争いに加われるようになればいいと思っているし、そう考えるとシーズンの再開が楽しみだ。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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