
【】フェルスタッペンが後方に12秒差の快勝「夢が実現。最初から勝てるマシンをついに手に入れた」レッドブル/F1第1戦
3月6日
2023年F1バーレーンGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから優勝を達成した。57周のレースにおいて、最初のピットストップ直後の3周を除き、すべてトップを走行。2位のチームメイト、セルジオ・ペレスには11.987秒、3位のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)には38.637秒の差をつけ、圧倒的な強さを発揮、F1キャリア36回目、バーレーンでは自身初の優勝を遂げた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(57周/57周)
1番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト→ハード
1-2フィニッシュを達成し、望んでいたとおりのシーズンスタートを切ることができた。チームとしてこのような成果を上げることができて心から誇りに思う。
序盤から、マシンのペースが良いことが分かった。スタート直後から後方にギャップを築き、それを最後まで維持することができた。とてもスムーズな一日だったよ。
バーレーンでついに勝つことができたのもうれしい。僕にとってのここでの歴史は、今までは最高のものではなかった。
次のジェッダは、ロングストレートと高速コーナーがたくさんある、こことは全く違うコースであり、全く違うコンディションだ。そのため、全チームの立ち位置として完全に異なる状況を見ることになるだろう。でも少なくとも今週末は素晴らしいシーズンスタートを切ることができてよかったよ。
(レース後の会見で語り)これはまさに夢見ていたとおりのことだ。達成したかったことを実現できて、チームにとって最高の一日になった。素晴らしい形でシーズンをスタートすることができた。僕たちが慣れている展開ではないね。今はとても満足しているけれど、これからも努力し続けるよ。
ファーストスティントが一番重要だったと思う。そこで後方とのギャップを広げることができたんだ。ギャップを築き上げた後は、スティントのプランを確実に実行すればよかった。
マシンはすべてのタイヤコンパウンドでうまく機能した。単独で走っていたかもしれないが、注意すべきことや微調整すべきことはたくさんあった。
最初から勝つ力があるマシンをついに手に入れることができてとてもうれしい。マシンが重量過多でないことも助けになっている。今は全く問題ない。最高のスタートを切ることができたが、シーズンを通して開発を続けていく必要がある。
(autosport web)
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