
【】ペレス6位「序盤に起きたブレーキトラブルがレース全体に影響した」レッドブル/F1第16戦
9月12日
2022年F1イタリアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは13番グリッドからスタートし、6位を獲得、ファステストラップも記録した。
チーム代表クリスチャン・ホーナーによると、レース序盤にペレスのマシンのブレーキダクトにデブリが入り込み、それが小さな出火を起こしたという。「右フロントブレーキディスクから小さな煙が上がったため、チェコはダメージを負ったフロントブレーキを守るため、ブレーキバランスをリヤ寄りにするよう指示を受けた。炎はすぐに消えたが、彼は最後尾に落ち、そこから挽回を図らなければならなかった」とチームは説明している。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
序盤に右フロントのブレーキディスクの温度がものすごく上がって、炎が出るほどになってしまったので、ピットストップを行わなければならなかった。それがレースに大きく影響した。
リフト・アンド・コーストをしなければならず、ハードタイヤでの序盤にはタイヤの温度を上げることができなくて、ラップタイムをかなり失った。ファーストスティントが損なわれ、それがレース全体に影響した。ブレーキを徹底的に管理して走る必要があったんだ。ブレーキがだめになってリタイアしなければならなくなる可能性があったから、そうすることがとても重要だった。
終盤、ソフトタイヤでルイス(・ハミルトン)をとらえることができるかと思ってタイヤ交換をしたが、残念ながらセーフティカーによってそのチャンスがなくなった。僕の方がルイスより新しいタイヤを履いていたから、リスタートできればうまくいったと思うが、レースは再開されなかった。
僕にとっては良い週末ではなかったし、やるべきことは多い。明日、シミュレーターに乗って、すぐにいいリズムを取り戻すつもりだ。
(autosport web)
セルジオ・ペレス関連記事
- 去り行くペレスにホンダ/HRCがメッセージ「多大な貢献に深く感謝」フェルスタッペンは「ずっと忘れない」
- ペレス、1周目にヒットされてリタイア「僕の2024年を象徴するよう。フラストレーションが溜まる難しい一年だった」
- ペレス、トラックリミットの判定に翻弄され、予選10番手「Q1でタイヤ1セットを失ったことで台無しに」/F1第24戦
- ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
- ペレス、母国でQ1敗退「課題は低速のブレーキ。とてもがっかりしている」/F1第20戦予選
- ペレスがQ2で敗退「悪夢だ。突然タイヤにおかしなことが起きて、ペースを失った」レッドブル/F1第18戦予選