【】フェルスタッペン今季3勝目「素晴らしい挽回。ただ信頼性不足は大きな課題」レッドブル/F1第5戦決勝
5月9日
2022年F1マイアミGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季3勝目を獲得した。
3番グリッドからスタートで2番手に上がり、レースをリードしていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)を9周目にパスしてトップに立った。フェルスタッペンはルクレールより2周遅い26周目にタイヤ交換、その後もルクレールの前の位置を保つ。41周目にアクシデントによりセーフティカーが出動した際、ふたりはステイアウトを選び、リスタートでも順位は変わらず。その後、ルクレールがDRS圏内まで迫る場面もあったが、フェルスタッペンはポジションを守り切り、最終的には3.786秒差をつけて優勝を果たした。
 フェルスタッペンはファステストラップも記録し26点を獲得。ポイントリーダー、ルクレールとの差を19点まで縮めた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
マイアミで勝つことができて最高の気分だ。今週末のグランプリは素晴らしい雰囲気に包まれていた。アメリカで勝つのはいつだっていい気分だね。身体的にはきついレースだった。3kgぐらい体重が減ったと思うよ!
ミディアムタイヤでのペースがすごくよかった。それがレースに役立った。ピットストップをした後は、シャルルを見ながら、タイムをコントロールすることに集中した。ハードタイヤでのペースはほぼ同じだったと思う。その後、セーフティカーが出動して、ファンにとって楽しい展開になった。プッシュしなければならなかったけれど、うまくやり遂げたよ。
 チームにとって良い結果になったからすごくうれしい。週末の出だしは良くなかったのに、持ち直してここまで来ることができた。全員に心から感謝する。
(記者会見でタイトル争いについて語り)素晴らしい挽回だった。でも僕たちにはまだ解決すべき問題が残っている。速さはあるけれど、僕の金曜日はひどいものだった。今日はチェコ(ペレス)がトラブルを抱えていた。こういった問題を克服する必要がある。僕たちには大きなポテンシャルがあるが、高い信頼性を発揮しなければならない。
 トラブルに見舞われることなく、確実にポジティブな週末を過ごす必要がある。イモラはそうだったけれど、今のところ、良い時もあれば悪い時もあるという感じだ。
(autosport web)
マックス・フェルスタッペン関連記事
- フェルスタッペン、波乱を乗り切り3位獲得、ポイント差も縮める「完璧な戦略で予想外の表彰台。VSCは不運だった」
 - フェルスタッペン、ポールと0.484秒差の予選5番手「何をしてもマシンが改善せず。優勝争いはできないだろう」
 - 圧勝のフェルスタッペン、5度目のタイトルに再び照準「このパフォーマンスを最後まで保てれば、チャンスがある」
 - フェルスタッペン、スプリント&予選を制す「最終アタックができず理想的でなかったが、それでもポールを取れて良かった」
 - フェルスタッペン、マクラーレンを逆転しスプリントポールを獲得「彼らは挽回してくるはず。厳しい戦いになるだろう」
 - フェルスタッペン、問題を抱えつつ2位を死守「タイトルを目指すためには勝たなければならなかったが、無理だった」
 

