![](/include/test_newpage/smart_phone_page/img/common/header_navi_icon.png)
【】ホンダF1が最後の予選でポール獲得、タイトルに一歩近づく「悔いの残らないレースで締めくくる」と田辺TD/F1第22戦
12月12日
2021年F1アブダビGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはポールポジション、セルジオ・ペレスは4番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手でQ2敗退、角田裕毅は8番手だった。
フェルスタッペンが予選で最速タイムを出したことにより、ホンダはF1での最後の予選を、通算90回目のポールポジションで締めくくることになった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
FP3 2番手(1分23秒488:ソフトタイヤ/23周)
予選 1番手(Q1=3番手1分23秒322:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分22秒800:ソフトタイヤ/:Q3=1番手1分22秒109:ソフトタイヤ)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
FP3 4番手(1分24秒047:ソフトタイヤ/21周)
予選 4番手(Q1=4番手1分23秒350:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分23秒135:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分22秒947:ソフトタイヤ)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 7番手(1分24秒251:ソフトタイヤ/22周)
予選 12番手(Q1=7番手1分23秒489:ソフトタイヤ/Q2=12番手1分24秒043:ミディアムタイヤ)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 6番手(1分24秒223:ソフトタイヤ/22周)
予選 8番手(Q1=5番手1分23秒428:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分23秒404:ミディアムタイヤ/:Q3=8番手1分23秒220:ソフトタイヤ)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
ホンダF1にとって最後の予選となったアブダビGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が今季10回目のポールポジション獲得という、すばらしい結果を得ることができました。
フェルスタッペン選手が、いいパフォーマンスを見せたことはもちろんですが、4番手となったチームメイトのペレス選手が彼ににうまくトウ(スリップストリーム)を与え、いいチームプレーがあったことも大きかったです。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田選手については、Q3の1回目の走行でコースからはみ出したためタイムが抹消されたことは残念でしたが、ここ7戦で6回目のQ3進出に加え、今週末はここまでのシーズンに比べても、安定感、パフォーマンスともに一段と向上が見られ、成長を感じさせてくれています。
角田選手は、予選トップ10の中でメルセデスの2台とともにミディアムタイヤでレースをスタートしますので、そのアドバンテージを生かしてもらえればと思います。
ガスリー選手については、2セットともにミディアムタイヤを使用してQ2突破を狙いましたが、トラフィックの影響を受けたことなどもあり、ラップをうまくまとめることができず12番手に終わりました。
2台ともに速さと安定感をレースでも発揮して、いいレース結果に結び付けてくれることに期待したいと思います。
今日は明日のレースに向けていい予選結果で終わることができましたが、チャンピオンを獲得するには明日のレースで、ライバルの前でフィニッシュしなければなりません。
ミディアムタイヤでスタートするメルセデスの2台に対し、レッドブル・レーシングの2台はソフトタイヤでのスタートとなりそれぞれ戦略が分かれることになります。
PUとしても、さまざまに変化する戦況とそれに合わせたチームの戦略に、柔軟にかつ迅速に対応できるよう、さらに準備を進めていきます。
我々にとって最後のレース、チャンピオンを獲得を目指して、全力を尽くし、悔いの残らないレースで締め括りたいと思っています。
(autosport web)
インフィニティ・レッドブル・レーシング関連記事
- 不振続くセルジオ・ペレス。ホーナー代表も「適応に苦戦している」と認める/F1カナダGP
- 三つ巴の戦い制したフェルスタッペン「何が起こるか分からないって楽しい!SCは幸運だったがそれもレース」F1カナダGP
- フェルスタッペン、PPと同タイムは「予想より良い結果」ピット規則違反の疑いも晴れる。Q1落ちのペレス「自分に腹が立つ」
- フェルスタッペン車から白煙、ERSトラブルが発生「原因を調査中。週末にどう影響するのかはまだ不明」F1カナダGP
- レッドブルF1、セルジオ・ペレスとの契約を2年延長。少なくとも2026年まではフェルスタッペンとのコンビを継続へ
- 見せ場なく6位に終わったフェルスタッペン「赤旗で台無しに。4秒も遅く走らなければならないレースなんて」/F1モナコGP