
【】シューマッハー「ラッセルのDRS圏内に入ろうとして、少しプッシュしすぎた」:ハース F1第21戦決勝
12月7日
2021年F1第21戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、ハースのニキータ・マゼピンとミック・シューマッハーはリタイアでレースを終えた。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=リタイア(14周)
うれしくないことに、かなりの衝撃だったよ。(セーフティカー中に)ピットストップしなかったので少し順位を上げて、(ランス・)ストロールと戦いながらターン2を立ち上がった。その先は楽に全開で行けるところなので、僕らも当然全開で加速していった。
すると突然、前にいた(ジョージ・)ラッセルがブレーキを踏んで減速したんだ。もちろん僕もブレーキをかけたけど、200km/hから止まれるほどのスペースはなく、彼のクルマに突っ込んでしまった。リプレイを見たところでは、インサイドにまた別のクルマがいて、彼も接触を避けようとしていたようだ。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=リタイア(8周)
残念ながら、少しプッシュしすぎたようだ。何とかして(ジョージ・)ラッセルのDRSウインドウに入ろうとトライしていたところ、ターン23でコントロールを失った。ペースは良いように思えたし、実際にウイリアムズ勢には楽について行くことができた。それは予想外のことだったので、モチベーションがすごく上がっていたんだけど、結果としてちょっと頑張りすぎたのかもしれない。目標が1ポイントの獲得であることに変わりはない。次のアブダビで、それを何とか実現できればいいんだけどね。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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