
【】シューマッハー「なんとか戦略を機能させることができて、いいレースだった」:ハース F1第20戦決勝
11月23日
2021年F1第20戦カタールGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは16位、ニキータ・マゼピンは18位でレースを終えた。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=16位
いいレースだった。今日のレースで成し遂げたことに満足してもいいと思う。自分たちで選んだ戦略を、苦心の末に機能させたのだから。
スタートはまずまずといったところで、まず(ニコラス・)ラティフィをとらえた。クルマが十分なパフォーマンスを発揮して、タイヤを適切な作動温度領域に入れることができたんだ。
そして、アルファロメオ勢にもずいぶん近づけた。これはある程度まで予想できたが、今年の初めにはまったく不可能なことだった。クルマを理解しようとしてきた僕らのチームワーク、そして手元にあるもので何とか戦おうとしてきた努力の成果だ。今もなお新しい発見があり、改善に向けた新しい方法を見つけつつある。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=18位
タイヤは持ってくれると予想して、ミディアムからソフトに交換した。最初のスティントの終盤は、バランスがひどくアンダーステア傾向のように感じた。レースタイヤというよりも、予選タイヤのように使ってドライブしたのは確かだよ。すべての周をコースを学ぶことに使っていた。僕の一番の目標は、できるだけ多く周回を重ねることにあったんだ。ここも簡単なコースではなかったけど、次の2連戦でもまたひとつ新しいサーキットがあるからね。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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