2021年F1第20戦カタールGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

【】ベッテル10位「速さがあっただけに、スタート直後のポジションダウンが残念」アストンマーティン/F1第20戦決勝

11月22日

 2021年F1カタールGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは10位、ランス・ストロールは6位だった。

■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=10位
 レース開始早々に大きくポジションを下げたのが痛かった。最初のコーナーを通過した時点では、ほぼ最後尾だったからね。序盤の17番手からここまで挽回はできたものの、もっと多くのポイントを獲得する機会を逃したと思う。ターン1へのアプローチで他のクルマに囲まれ、押し出されてしまった。アウトサイドを大回りしたんだけど、そこは路面が思ったよりもダーティで、クルマが滑って大きくラインが膨らんだ。

 クリーンエアならクルマは速かっただけに残念だ。実際、それだけの速さがあったから、10位まで順位を取り戻せたわけでね。2周目以降はいいレースができたし、まずまずのリカバリーだったけど、いきなり劣勢に立たされたことが結果に響いた。それでも、チームの2台がポイント圏内でフィニッシュできて良かった。この週末は次につながるポジティブなことがたくさんあった。

2021年F1第20戦カタールGP ランス・ストロール(アストンマーティン)と角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第20戦カタールGP ランス・ストロール(アストンマーティン)と角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 決勝=6位
 クルマのフィーリングがすごく良かった。自分のパフォーマンスに心から満足している。1周目にいくつか順位を上げることができたし、最初のスティントを通じて、好成績を狙えるペースがあるのは間違いないと感じた。ミディアムタイヤで角田(裕毅)をオーバーテイクして、さらに前方の集団に追いつき、ハードに交換して(カルロス・)サインツJr.をアンダーカットすることで6位に浮上した。

 全体として、今日はあらゆることが思惑どおりに運んだ。このトリプルヘッダーの最後に8ポイントを手にすることができて、チームのみんなのハードワークは十分に報われたと思う。



(autosport web)