【】フェルスタッペン予選2番手「ハミルトンとのタイム差はショックだったが諦めない」レッドブル・ホンダ/F1第20戦
11月21日
2021年F1カタールGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手を獲得した。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
金曜プラクティスで、RB16BにDRSを開いた際にフラップが振動する状態が見られ、レッドブルは土曜もウイングの修正に取り組んでいた。

Q3でフェルスタッペンは1回目のランでルイス・ハミルトン(メルセデス)に次ぐ暫定2番手に。2回目のランで自己ベストを更新したが、ハミルトンには0.455秒届かず、予選2番手となった。
予選後、スチュワードは、フェルスタッペンが「二重の黄旗振動」を尊重せず、国際競技規則附則H 2.5.5.b)条(黄旗に関する規則)に違反した疑いがあると発表、決勝日現地13時にヒアリングが行われることになった。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)のタイヤがパンクしてイエローフラッグが出た際に、フェルスタッペンが十分な減速を行わなかったと判断された場合には、ペナルティが科されるものとみられる。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 3番手(1分22秒651:ソフトタイヤ/10周)
予選 2番手(Q1=2番手1分21秒996:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分21秒984:ミディアムタイヤ/:Q3=2番手1分21秒282:ソフトタイヤ)
今回の週末は少し浮き沈みがあったが、予選には満足している。ただ、速さが十分ではなかった。
まずまずのラップを走れたと思ったけれど、(ハミルトンとの)ギャップを聞いて、少しショックを受けた。彼らに対抗するのは難しかったね。ある意味2番手に入れてうれしいが、ルイスとの差はとても大きい。
この数戦、僕たちは予選で苦労しているので、それについて調べる必要がある。明日奇跡が起こるようなことは期待していない。でも、ここは初めてのコースだし、いろいろなことが起こり得るから、絶対に諦めないよ。
高速のコースで、決勝では、前にいるマシンについていくのが簡単ではないだろう。自分たちと周囲のマシンのタイヤ戦略も影響する。いつもどおり、ベストを尽くす。
(予選直後に語り)僕たちにはペースが足りない。チェコ(セルジオ・ペレス)がQ3に進めなかったことからも、僕たちが通常以上に苦労しているのは明らかだ。それでも2番手だし、まだあらゆるチャンスがある。
最後のラップはとてもいい出来だったから、タイム差を聞いて「こんなに大きな差があったのなら、リスクを冒す必要はなかったな」と思ったよ。
(autosport web)
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