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【】ホンダ勢は2列目から勝利を狙う。田辺TD、14番グリッドの角田に「アグレッシブな走りを期待」/F1第3戦予選
5月2日
2021年F1ポルトガルGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは4番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは9番手、角田裕毅は14番手という結果だった。
ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車の3台がQ3に進出し、2台がグリッド2列目を確保。ガスリーは6戦連続で予選トップ10に入った。
Q3でフェルスタッペンは最初のアタックで1分18秒209を記録しトップに立つが、ターン4でのトラックリミット違反によりこのタイムは取り消された。2回目のアタックではこれに匹敵するタイムを出せずに3番手に。抹消されたタイムは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のポールポジションタイムよりも速いものだった。
ガスリーも最後のアタックラップのタイムがターン14のトラックリミット違反で取り消されたが、順位に影響はなかった。
決勝スタートタイヤは、レッドブルのふたりはミディアムタイヤ、ガスリーはソフトタイヤ、角田は自由に選択できる。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
FP3 1番手(1分18秒489/21周)
予選 3番手(Q1=1分19秒485:Q2=1分18秒650:Q3=1分18秒746)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
FP3 4番手(1分18秒840/25周)
予選 4番手(Q1=1分19秒337:Q2=1分18秒845:Q3=1分18秒890)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 9番手(1分19秒374/26周)
予選 9番手(Q1=1分19秒464:Q2=1分19秒052:Q3=1分19秒475)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
FP3 11番手(1分19秒485/25周)
予選 14番手(Q1=1分19秒684:Q2=1分19秒463)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のポルトガルGP予選は、両チームともに風の影響やタイヤグリップなどに苦しむ、難しいコンディションとなりました。その中で、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と、両ドライバーが並んで2列目スタートのポジションを確保することができました。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手もQ3進出を果たして9番手、昨年から6戦連続でQ3進出と、安定した予選のパフォーマンスを見せています。このサーキットは初走行となるチームメイトの角田選手は、残念ながらQ3進出は逃して14番グリッドとなりましたが、レースでは彼らしいアグレッシブな走りを期待しています。
昨日から本日へのコンディション変化など、明日に向けてデータを十分に解析してレースに備えます。
(autosport web)
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