【】マグヌッセン「みんなの愛情は十分に伝わったし、いい形でこのチームでの仕事を終えた」:ハース F1第17戦決勝
12月15日
2020年F1第17戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは18位、ピエトロ・フィッティパルディは19位でレースを終えた。マグヌッセンはアブダビGPを最後にハースを離脱することが決まっており、2021年はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にチップ・ガナッシ・レーシングから参戦する。
■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=18位
複雑な気分だ。こうしてF1でレースをする機会を与えられて、本当に良かったと思っている。F1に乗ることが子供の頃からの夢だった。とはいえ、こんなひどいパフォーマンスを最後に、F1を去るのは悲しいことだ。まあ、実際のところ、何も期待できないことは承知の上で、このレースを迎えたんだけどね。
その他の点では、僕にとって最高の週末だった。チームのみんなの愛情は十分に伝わってきたし、雰囲気もすごく良かった。舞台裏では本当にいい形で、このチームでの仕事を終えることができたんだ。チームと過ごした時間を心からエンジョイできた。楽しかったよ。みんなと別れるのはつらいけど、僕自身の今後の活動も楽しみにしている。
ピエトロ・フィッティパルディ 決勝=19位
予選では十分な競争力があったので、今日のレースには前回以上の自信を持って臨めた。スタートはちょっとクレージーだったけど、その後はとてもいいレースができた。序盤から徐々にペースを上げていって、ケビン(・マグヌッセン)をオーバーテイクできたし、レース前半では(ニコラス・)ラティフィに追いつきつつあった。
ただ、残念なことにクルマがオーバーヒート気味になり、そのためにピットストップを強いられたことで、僕のレースは台無しになってしまった。それでも、着実に進歩できたことや、序盤のペースには大いに満足している。与えられた時間がとても短かったにもかかわらず、チームは僕を走らせるために素晴らしい仕事をしてくれた。彼らの手助けがあったから、僕も十分な準備ができた。この機会を得て本当にうれしかったし、心から感謝している。
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